中級者の方で、オフザリップをやろうと
しても波の切れ目が出てこない為に練習
する機会が少ない…
キレた良い波ではできる時もあるが、速
いブレイクや小波では当てるシチュエー
ションがでてこない…
このような悩みを抱えている人が非常に
多いのではないでしょうか??
それには、普段からのライン取りを意識
した練習をすることが重要です…
要は波にへばりついて走り過ぎな為に当
てるセクションを逃しているのが原因で
す!!
従って、当てるポイントが見つからない
という方!
ボトムターンをやると分かっていても、
どこでやるのかが分からない方!!
まずは■アップスン講座で説明していま
すので、こちらで勉強してみてください
…
そして、ある程度のアベレージがある方
は、ここからオフザリップの一連動作を
1つ1つ見ながら「点と点を線」に繋げ
ていく練習をしていきます…
点をやり込めば、必ずできるようになり
ます…
では
まず、今回のお手本写真はJSライダーの
サミーです↓↓
サミーはミゲルの弟で、兄弟揃ってCT
選手・ブラジリアンライダーです…
強靭なバネとパワーを持ち合わせたリッ
プアクションが特徴です…
サミーが試合によく使うボードはモン
スター10が多いようです…
このボードの特徴は最後にリンクを貼
っておきますので興味がある方は覗い
てみてください…
では、では!!
さっそくいってみましょう!!
まず、ボトムへ降りて波の切れ目である
リップをロックします↑↑
その時は必ず、正しい立ち方である「ニ
ュートラル姿勢」を意識します…
なぜかと言いますと!!
この姿勢を作った時!!
ボードは
ボトム面を使って立っていることが重
要です…
言いたい本質は
「レールを抜いた」状態でターンに入る
前の準備をしろということです…
中級者の方はボトムでレールを入れたま
ま重心を低くしてターンをしてしまいま
す…
それではNGです!!
レールを1回抜いた状態を作るんです!
なぜレールを抜くなのか??
この動作がスピードを付ける重要ポイン
ト↑↑
上の2枚の写真を見ながら読んでくださ
い…
ニュートラル姿勢でレールを抜き!!
「高低差を使い」一気に踏み込んで全
体重を乗せるんです!!
体重計の針を振り切るように踏み込む
動作は、レールを入れた状態ではでき
ませんよね??
従ってスピードを付ける為にも、ニュ
ートラル姿勢からボトム面を使い、高
低差を使って踏み込みながらレールを
深く入れることが!!
スピードを出せる
ボトムターンの入り方となります…
この詳しい技術はボトムターンページで
勉強してください…
ここまでは大丈夫ですね??
では、次にレールを深く入れたら!!
ニュートラル姿勢で前に出した右手を「
水面を搔き上げながら」上の写真のよう
に「真後ろまで振りきる」反動を使いま
す↑↑
簡単に言うと、この右手の振りを大きく
強めることでトップへ上がる「推進力」
を上げることです…
踏み込んだレールの反発と右手を振る力
を使ってトップへ「踏み切る」んです↓
この動作をワタシの造語で
「軸足ジャンプ」と呼んでいますが…
一番のポイントは!!
後ろ足で踏み切る力と身体を上に伸ば
す動作を連動させます!!
この時に「前足加重を抜く」というのが
ポイントです…
特に!!!
「レールを抜ききらずに斜めに上がる人
が非常に多いのです…」
それでは「前足ジャンプ」となってしま
いボトム面をリップへヒットできません
…
リッピングの基本はリップへ「ボトム面
を当てる」ことです…
レールを抜かないとこの動作を素早く行
えず、斜めに上がってしまうものです…
斜めに上がるクセが付くと縦には上げら
れないのも理解できますね???
では、波のトップへ上がる時にどの場所
でどのようにレールを抜くのか??
ここを少し深堀りしますよ↓↓
トップへ踏み切る瞬間に!!
後ろ足首と股関節を内側へねじる内旋
を使い「テールを回す」ことです!!
この動作をすることで、もともとの推
進力とテールをねじって沈めた反発力
が重ねるからこそ!!
ボードの軌道が内側へ向きフワーッと上
に上がります…
従って、
ボトム面をヒットできない人
縦に上げられず斜めに上がってしまう人
この後ろ足の「内旋」を使う練習をする
ことです↓↓
要は後ろ足でテールを回す力は上の写
真のように内旋の力を使うからこそ!
前足加重も抜ける体重移動ができます
↑↑
そして、内旋の力とは!!
ヒザを回す動き!!!
その力の源は!!!
「足首」と「股関節」を内側へねじりヒ
ザを回します…
この部分が波のトップへスピードを付
けて上がれる重要な技術ですので意識
練習してください…
ここまでは大丈夫ですね??
では、次にいきますよ…
そのまま軸足ジャンプで踏み切ったら!
今度は上半身の身体の動かし方を繋げて
いきますよ↓↓
まず、ボトム面をリップへ当てる感覚
は「前足のかかと」を意識します↑↑
そして、波のトップへ上がり切った姿
勢をニュートラルに戻す為に!!
右手を目の高さまで上げ、肩を耳に付
けるように意識します…
しかし、スクール実践では、この姿勢
を意識してくださいとお伝えしても、
転んでしまう方が非常に多い部分です
…
なぜ、右手を前に伸ばしているのに転
んでしまうのかというと、板を見なが
ら上がるからです↓↓
板を見ながら上がってしまうと波のトッ
プから着地するボトムを見ることができ
ません…
その板を見る視線を取ると上の写真のバ
ツの姿勢で上がってしまい、重力に負け
てしまいます↑↑
つまり、背骨が後ろ側に倒れているから
です…
従って、重力に負けない姿勢を取るとは
↓↓
骨盤を立たせ背骨をボード側へ伸ばすこ
と↑↑
そして、この力は「腹筋の力」を使うこ
とです↑↑
腹筋に意識を持って上がっていますか?
そして、アームアクションは!!
右手を前に出し耳に当てて、左肩を開く
こと!!
この動作を取り、オデコにノーズを付け
るように腹筋の力で身体を前に折る形を
取ります!!
この腹筋が重要になるのも理解できます
よね??
そして、さらにですよ!!
着地場所をお尻の穴の真下に意識して、
その場所を「首を折って見る」動作を
付け加えます…
つまり、上半身を横へ回しながら下に折
るということ!!
この動作をする為にも骨盤を立たせて後
ろ足の内旋を使いテールを回転させるん
です…
上の写真のように肩甲骨と背骨の回転
を入れる為の先行動作で骨盤を立たせ
て「身体をひねる」ということです…
少し難しい話しになってきましたが…
これが上半身をひねる為の意識ポイント
となります…
そして、最後に…
着地はお尻の真下にノーズを持ってくる
ことが定義と考えてください…
だからお尻の真下を「見る」んです!!
そうすると前足のかかとを使い、お尻の
真下までボードを引き付けて折りたたむ
動作です↓↓
後ろ足は内旋の状態でテールを押さえて
いれば、勝手に蹴る動作になります…
簡単に言うと!!
波のトップで前足で板を引きずり落とし
てはNG!!!
上半身のひねりと、軸足でテールを押さ
え込む動作をすることで!!
前足は
かかとを使いお尻の穴までノーズを引き
込むように折りたたむことができます…
両足でボードを押さえ込む意識で返すん
です!!
このニュアンス、伝わります???
これがオフザリップの技術論となります
…
しかし!!
机上理論では、すぐにできるほど簡単な
動作ではありません…
ここで!!
まずは、今の説明道理に陸トレで身体を
動かすことから初めてください↓↓
ボトムから高低差を使って踏み込む動き
を練習して↑↑
軸足ジャンプで前足加重を抜き↓↓
波のトップでは重力に負けない姿勢を
取る為にも!!
上半身をひねって下に折る練習が最適
です…
板を返す場所をお尻の下に意識を持ち
その場所を見ることです↑↑
いいですか!!
ボードは見た場所へ落ちるんです…
この練習は陸でやっていてもつらい為
にできない人が非常に多い部分です…
何度も言いますが、この姿勢を陸でで
きないのに海でできるはずはありませ
ん・・・
従って、まずはリッピングフォームを
見よう見まねでやってみることが成功
の始まりです。。。
では、最後に…
もう一度、サミーのフォームを見なが
ら真似てみてください↓↓
高低差を使った右手の振り↑↑
軸足ジャンプから上半身のひねり↑↑
リップへヒットさせて身体のひねりを使
って板を落とす姿勢↑↑
お尻の下を見ていますね??
そして、最後に着地のボードの押さえ方
↓↓
リップの着地でボードを押さえる姿勢
とテイクオフで立った姿勢は同じにな
ります…
なぜならば…
それがあなたのボードの押さえ方の現
状レベルだからです…
この意味の本質を知りたければ陸トレ
教室に練習しに来てくださいね…
重力に負けない姿勢とは骨盤を立たせ
ることです…
上のパーコの骨盤と背骨が真っすぐに
なっていますね↑↑
骨盤を立たせる為にはどうすれば良い
のか??
このようなマインドを作り、陸トレ練
習をしていきます…
6回本気マスターコースでは、骨盤を
立たせる力を補う為の器具を使い、フ
ィジカルアップもおこないます…
本気でオフザリップを習得しようと考
えている方には、必ず練習しにきてく
ださい。。。
確実に上達するお手伝いをさせて頂き
ます…
【本気で上達を目指す方へ…】
【本気度100%】
【ボトムから仕掛けるコツ】
【波のトップでの態勢】
【上半身のひねり方】
【着地の成功方法】
【板を返し終わってやるべきこと】
【アベレージを上げる為には】
【キレを出す方法】
【上級編】