リッピングのバリエーションを練習
オフザリップ編5
スーパーストイックシステムの募集期
間に伴い、今日は上級レッスンをお届
けします・・・
少し難しい内容ですが、必ず役に立ち
ますのでイメトレしてくださいませ。
:てんちょ~、質問があるのですが…
ハイ、どうぞーー
:リッピングの板の返し方は波のブレ
イクによって異なるのは分かるんです
が、その使い分けの具体的な板の返し
方を覚えたいのですが・・・
:タイミングによって、上手くいく時
と失敗する時の差が激しいので、アベ
レージを上げたリッピングにしたいん
です!!
いいですねーーー
その思考は最高です!!
波のブレイクによって、板の返し方は
微妙に変わりますよね…
押さえどころは、ブレイクの向きに合
わせて板を返すこと!!
ここです!!
:やはり、まだ、ブレイクが読めてい
ないのですね‥
まぁ、そう言うことなんですが…
まずはイメトレが大事です。
ざっくりとしたブレイクの読み方を勉
強しましょうか??
:はい、ぜひ、お願いします!
では!!
まず、板の返し方は、大きく分けると
2つあると思ってください。
1つ目がこれ↓↓
身体がリップを向いたまま、板を返す
バーション↑↑
背中が丸見えですね??
そして、次の2つ目が↓↓
身体が進行方向を向いて板を返すバ
ージョン↑↑
背中は見えませんよね??
大きく分けるとこの二つです。
:なるほど・・・
:すごく分かりやすいです・・・
:この使い分ける波の基準って、どの
ように判断すればいいのですか??
単純に考えると、エントリースピード
の違いです。
スピードが付いた時は波がホレている
確率が多いので、そういう時は↓↓
上の写真のように背中が見えるように
波にへばり付き、板を返します↑↑
板の返し方は、おへその位置を支点に
プロペラのように板を回転させるんで
す。
これを分かりやすくプロペラリップと
でも呼びましょうか…
波にへばり付いたまま、ノーズをお尻
の下まで落とし、テールを真上に蹴る
感じですね。
プロペラリップは、波がホレているの
で目線は次のフェイスを見ている状態
。
板を返して、すぐ次へ!!!
そんなイメージですかね・・・
:なるほどです、イメージは付きます
。
じゃ、次はスピードが付いていないバ
ージョン!!
:はい、お願いします。
ゆるいスロープを上がった時の対処を
考えれば一目瞭然ですよ↓↓
スピードが無いと後ろ側へ転んでしま
うので、身体をひねって板を返すのが
分かりますね??
:はい、すごく良く分かります。
:板の返し方はスープ側を意識ですね?
そう、そう
テールを軸にレールを切り返してノー
ズをスープ側へ向けるように返します
。
見た目的に言うと刀でスパンと切るよ
うな感じですかね…
:じゃ、刀リップとでも言いますか(笑)
ワタシのイメージでは正面から見て、
ボードを横回転にするか縦回転で返す
のかを使い分けています。。。
:てんちょうの感覚で、この二つを使
い分けるブレイクの違いの基準とかス
ピード判断基準って、何かありますか
??
感覚の領域を言語化しろって言うので
すね(笑)
じゃ、やってみましょう。
まず、ブレイクの読みは・・・
ボトムでリップを見た時の崩れ方とフ
ェイスのスロープ角度を見て判断↓↓
上の写真の時に、フェイスがゆるけれ
ば押しが弱いので縦回転の意識。
フェイスがホレているかどうかで上に
上がるスピードは変わってくるでしょ
??
まず、ここで板をどう返すのかを判断
します。
そして、次に↓↓
軸足ジャンプで、リップがどの向きで
崩れるのかを瞬時に判断できるのか?
:んー、そんな余裕はないです…
じゃ、こう考えましょう!!
リップが板を押してくれることは無い
と思え!!
この意識があれば、自力で板を返すしか
無いというマインドになりますよね??
リップへボトム面を当てた時でも、自力
で板を何処に落とすのかを確定させる意
識に変換です↑↑
:その調整は、左肩の開き具合ですか
??
そういうことです・・・
最初から左肩を開くことで、身体がボ
トム側へ向きやすくなるために、視野
も広がりますよね??
:視野を広げる意識で左肩を開く練習
が重要ということですね??
単純に波の全体像を見る事が重要と考
えれば、だんだんブレイク全体を読め
るようになりますよ!!
:たしかに板ばかり見て、波全体の景
色は見たことが無いです・・・
何事にも余裕を作るのは「視覚」です
ね!!
:最後に質問ですが、率直に、どちら
の当て方を練習すれば良いですか??
それは、スピードが無い時のほうが難
しいので、こっちが先!!
左肩の開きを素早く大きく練習するこ
とが、次へのステップに変わります。
だから、ストイックシステムでは、ク
ローズでクションで当てる時もスープ
側を意識して肩を開いて板を返すよう
に!!
そう、お伝えしていますね???
常に軸足加重を意識した次の動作は左
肩の開きを練習するんです↓↓
この基本姿勢を作ってしまえば、臨
機応変で対応できるようになります。
リッピングの基本動作でも、軸足前
傾姿勢で効き手のリードから!!
この基本姿勢を元に、すべての技に取
り入れることができれば必ずエキスパ
ートになります!!
:はい、分かりました!!
:バリエーション広げる為にも、この
トップへ上がるねじりのスピードを重
視してやり込みます!!
:波の全体像を見る事を心がけます!
次回の練習会までには、形になるよう
に練習しておいてくださいね!!
結局は基本姿勢を常に意識した乗り方
をすることで、どんどん繋がっていく
意味を理解できます。
失敗した時の原因は、この基本姿勢が
崩れた時と理解できれば!!
どんな動きでもこの基本姿勢を軸に対
応できる動作を身に付ければいいので
す。
従って、陸トレをやり、スケボーに繋
げていけば大幅に上達ができます。
すべては基本が大事です‥‥
募集期間あとわずか‥‥