今日もオフザリップのお話しとなります！
自粛中のイメトレ！
こんなご質問を頂きました。
世界の選手は板を返す瞬間に、上の
写真のように前足がピンと伸びてい
ますが、ここが上手くできないんで
す・・・
この前足が伸びる理由とそのやり方
はどうやるんでしょうか？？
このようなご質問ですが・・・
波のトップで板を返す時に前足が伸
びる理由と、そのやり方についてお
話ししてみましょう！！
まず、なぜこの前足が伸びているの
か？？
この原理は簡単です。
波のトップで後ろ足で板を押さえ込
んで、上半身をひねれば、必然的に
前足が伸びる状態となります。
従って、前足を伸ばす練習をやって
いても、この後ろ足で板を押さえ込
んで身体をひねる練習をしないこと
にはまったく意味がありません・・・
前足が伸びていないかな？？？
この部分で悩みを持つ方は自分の映
像を分析している方や、他者に意見
をもらわない限り気がつけない境地
です。
そうなると、かなりのマニアックな
内容ですね(笑)
ということで今日はその前足が伸び
る練習方法をジュリアンの写真を使
って勉強してみましょう！
まずは、二個手前の法則から。
ボトムでは両足で板を挟み込むよう
にレールを深く入れて、波のトップ
へ上がる瞬間に板の軌道を軸足でコ
ントロールします。
ここが最初に覚えなければいけない
「軸足ジャンプ！！」
いいですか？？
次にいきますよ・・・
一個手前の法則。
身体の軸が進行方向斜めに飛びあ
がってしまうと後ろ足加重が半減
してしまいます。
ここをしっかりと理解して、トッ
プへの上がり方を練習しなければ
その先に行けません…
このあいだのブログ
このお話し、しましたよ？？
ここを練習しなければどうにもなら
ないことをお伝えしました。。。
１ボトムでの板の角度。
２軸足首ねじり込み。
３上半身の肩の入れ方。
このようなことを意識しながら波の
トップへあがることが、後ろ足加重
を保てるということです！！！
いいですか？？
何度も言いますが、そもそも軸足ジ
ャンプとは？
波のトップでも後ろ足で板を押さえ
込んでいる状態を作ります。
その状態から、右手を前に出すよう
にすると、必然的に上半身のひねり
のリードとなり、ノーズとおでこの
距離も縮められることに繋がってい
くんです。
ここで前足加重になってしまう方は
、軸足ジャンプができていないとい
うことです！！
何度も何度も言いますが、波のトッ
プで軸足に加重がのっていなければ
、いくら練習しても前足が伸びるこ
とは物理的に不可能となります。
なぜなら、上半身をひねることがで
きないからですよ！！！
そして、後ろ足と右手の力が連動し
て初めて、ピタッと静止状態を作る
ことができます。
このお話もこのあいだのブログで書
きましたよね？？
この一瞬の静止状態を作って初めて
、上の写真の→の方向に前足を折り
たたんでいけます。
静止とは体重移動をする為の静止！
ここを理解してください。
この前足の折りたたみ方を持論で
板の引きつけと呼んでいます。
ここも何度も言っていますが、、、
前足のかかとをお尻の下に素早く折
りたたむ動きが求められていきます
。
ここの部分は難易度が非常に高いた
めに、早く習得したいのであれば陸
トレなどやらない限り時間はかかり
ます。
スタジオ教室で練習していますので
、サーフレボリューションでお待ち
しております。
この前足の引きつけかたができて初
めて⇓
上の写真のようにテールを蹴ってフ
ィンを抜くことができます。
ボトムからトップへ上がる必要動作。
トップから着地に向けての必要動作。
この内容は、過去に何往復も書いて
います。。。
ざっと、オフザリップの流れをご紹
介してみましたが・・・
練習することで一番伝えたい本質は
！！！！
ボトムから仕掛け、リップへ上がり、
板を返して着地。。。
この動作で「常に後ろ足加重で板を
コントロールしている」というのが
一番大事なことです！！
後ろ足加重ができているからこそ！
上半身をひねることができます。
今日のご質問の「前足の伸び」も
この要素ができていれば自然とでき
る現象にすぎません・・・
サーフィンは軸足意識の上半身のリ
ードで波に乗ることです。
スーパーストイックシステム募集は
５月２２日から受付開始！！
７月から１２月までの半年間の練習
となります・・・
夏にはコロナ情勢も落ち着いている
と願っております。
みなさまの参加、お待ちしておりま
す
