レールの入れ方を見直すこと!!
「テールを沈めて回す」
アップスン番外編 ❹
Nさん、こんにちは!!
陸トレ効果は実践で生かせましたか?
:はい、このあいだ波が小さい時にバッ
クサイのテイクオフで「左手加重」を意
識したら、今までにはない感覚でラクに
立てたんです!!
:この感覚が水平テイクオフなのかな?
:そう、思ったのですがあってますか?
あってます、あってます…
ボードが水平だと安定して立てますから
練習成果がでましたね!!
:でも、大きい波や早い波だと、やっぱ
りまだ頭が真っ白になっちゃいます…
:だからまだまだ陸トレをやり続けない
といけませんね…
そうですね…
無意識にできるまでは、それなりのやり
込みは必要ですからね…
:はい、がんばります!!
:ところで、てんちょうーー
:上達する為のマインドを今日も教えて
欲しいのですが…
:透き通る世界に行くまでのプロセスと
して絶対に必要だと思ったんです…
いいですね、最高です!!
もう、すでにそのマインドが素晴らしい
ですよ…
:いや、なにか得るものが欲しいので是
非教えてください…
はい、分かりました…
では、何事にも習得する為には!!
「自己理解」という深層心理を探ること
がブレずに練習できる大事な要素となり
ます…
:「自己理解」ですか…
表面的なモノではなく、自分では気づい
ていない部分を知ることで、もやもやし
なくなるというものです…
その、お話しを少ししてみましょうか…
:はい、すごく楽しみです…
まず、サーフィンをやる目的の中で…
「遊び」と「真剣」に分類します…
Nさんは、ここに来るくらいだから当然
真剣だと思います…
でっ…
なぜ「真剣」をチョイスしたのですか??
:遊びのゆるい感じが好きではない性格
なのと、いち早くオフザリップを習得し
たいからです…
:あと、頑張った証しとして2級獲得や
コンぺにも出て結果を残したい気持ちも
あります…
いいですね!!
つまり、無駄の時間を省いて上達したい
ので遊びの感覚ではないということです
ね…
:はい、そうです…
では、次に!!
サーフィンの試合で勝てる「根源動作」
とはなんだと思いますか??
プロの視点で答えられますか??
:「波に合わせた演技」でしょうか??
ん~、その答えも合ってはいますが、質
問の仕方がちょっと難しかったですね…
では、答えを言いますと…
プロがサーフィンに求めるものは
「スピードとパワー」です…
ここが「根源」となり、ここを突き詰め
ていきます…
そうすると、真剣に上達をしたいのであ
ればスピードとパワーを根源として考え
、その為の練習をすることです…
:スピードとパワーですね…
:分かりました…
では、次に、パワーの源はフィジカル部
分が入ってくるので1回横へ置いておき
ましょうか…
そうすると
「スピードを出す為には??」
まず、ここにマインド「焦点」を当てる
んです…
:はい、スピード観点ですね…
そうです、どの部分でもスピードがあるの
かないのかで「判断」します…
では、次にですよ…
スピードを出す為の根源練習とはなんで
しょうか??
このように掘り下げていきます…
ここを真剣に考えると…
:てんちょう、急に降りてきました…
:物理的と人体工学的にもとずいて身体
を動かすフォーム形成ではないでしょう
か??
凄い、正解!!
まったく、そのとうりです!!
陸上で例えると
早く走る為には、走るフォームを完璧に
作るのは当たり前ですし、水泳で例えて
も早く泳ぐ為には早く泳ぐフォームから
練習しますよね??
サーフィンもスピードを出すにはスピー
ドを出せるフォームから作らないことに
は、どうにもなりませんよね??
:はい、当然です…
そうなるとですよ…
真剣に上達を考えるのであれば、スピー
ドとパワーを付ける為の「正確なフォー
ム」を作ることが「当たり前」の練習だ
と言うこと…
このプロセスを飛ばすから上達しないと
考えることです…
このマインドを絶対にブレないことです
…
:今日、波に巻かれまくって凹んでいた
のですが、てんちょうとお話ししている
と自信が付いて前向きになれます…
落ち込んでいたのですか??
メンタルケアも上達には欠かせない部分
ですので、凄いリップをしている2年後
の自分を想像をしてみてください…
人間の脳はイメージできたことは100
%できるようになっていますので、絶対
できますよ!!
:はい、イメージが付いたので、そうな
れるように頑張ります…
:とても気分が良くなりました…
いいですね!!
真剣な人ほど、レクチャーしたいのが
ワタシの性格ですので絶対に大丈夫…
では、前置きが長くなりましたが今日は
スピードを上げる練習をしていきましょ
う!!
:はい、楽しみです…
今日はバックサイド編となります…
テイクオフに関しても、スピードを上げ
る為のフォームとは??
そして、何よりもスピードのあるテイク
オフとは??
こう考えることです…
:はい、分かりました…
テイクオフの話しでは、何度も言います
が「コブに合わせて」ボードを滑らせて
「サッー」と立つ!!
この部分を「軽視」している人がほとん
どです…
なぜならば、一般サーファーは脱力すれ
ばするほど「遅く」なるという現状を理
解していないからです…
そもそも…
脱力とは無駄の力を省いて行いますが、
基本が全てできていないのであれば力を
抜く部分を履き違い、遅くなると理解す
ることです…
パドルのフォームが「へそ重心」で「腹
圧」を掛けた状態ができあがっているの
であれば問題はないかと思いますが…
この部分ができないで、コブに合わせる
と!!
必ず胸でボードを押し込む姿勢となり、
波に強く押されないと立てない状況とな
り!!
素早く立っているつもりでも、波の押し
の強さ次第になるものです…
:そのイメージがまだ、明確になってい
ないのでイマイチ理解できていないんだ
と思います…
では、そのイメージを強化していきまし
ょうか…
お手本はルアラ↓↓
ブラジリアンJSライダーです…
まず、テイクオフは!!
波の下に潜り込んだ時が一番重要です…
この感覚が透き通る世界…
うねりに持ち上げられる1秒前に!
どのくらいのパドルの力を使えば立てる
のかを瞬時に判断するものです…
その判断ができるには!!
テールを沈ませボードを水平にした時に
分かるものです↓↓
ここを理解できる人はほんの数パーセン
トしかいません…
従って、まず、最初にやるべきことは!
足をそろえた小刻みのバタ足をしながら
テールを沈ませてお腹でボードを押すフ
ォームを作り上げる練習をすることです
…
:パドルの力よりも重要でしょうか??
ボードを水平にするためには恥骨でテー
ルを沈める方を先に行うことが重要です
…
その意識でパドルを付け足す感覚が大事
なんです…
そうしないと、波に持ち上げられながら
絶対に胸で板を押し込んでしまい、ノー
ズが上がりながらリップへ引っ掛けてし
まいます…
その時点で!!
波に強く押されるまで立てない状況を作
ります…
それでは「遅い」んです…
サーフィンはスピードが命です!!
:モーターボートのプロペラ動力を意識
ですね…
そうです、そうです
いいですねーー
スピードを出す物理視点で考えるんです
…
自力で波の前に出ることが本来のスピー
ドになりますので、絶対に忘れないこと
です…
理解できるほんの数パーセントの領域に
なってくださいね…
反論する人ほど理解していないので無視
することです…
:いろいろな意見を取り入れた挙句上達
が遅れているのでブレました…
物理的事実が正解です。。。
次に、テールを沈めたことによりボード
が水平のまま波の前に出す姿勢は「ムネ
が浮いている状態」ですよね??
:はい…
その姿勢をとっているからこそ!!
身体を前に「伸ばしながら」左手加重を
強められるフォームにもなります↓↓
:胸がべったりついている姿勢では背骨
を伸ばせないから身体が前に出ないとい
うことですね??
そのとうりです!!
背中をフェイス側にも向けているようで
も、実際にはできていないことになりま
す…
左手加重を維持させる力が半減している
んです…
その時点で失速していることに気が付け
るかどうか??
:そうですよね…
:正しいフォームが崩れた時点でスピー
ドを出せていないということですものね
…
さらに立ち上がったフォームでボードに
加重を掛けてスピードを出すことですが
↓↓
すべてが連動したスピードがないと上の
写真の姿勢で立つことはできません↑↑
そして、
そのままターンをしていきますが…
「レールを入れるとは??」
:はい、後ろ足でテールを沈めて回す力
を先行動作とします…
その動作をできるフォームが重要ですよ
ね??
:はい、前足加重に囚われていてはその
動作はできないので…
:後ろ足軸前傾姿勢で構えることなんで
すね…
そうです!!
バックサイドは波側へ身体を倒しやすい
ので、棒立ち気味でもレールを入れてタ
ーンができます…
しかし、棒立ち気味の姿勢ではテールを
沈めて回すことができない為に、軸足ジ
ャンプはできません…
そうすると、リップでレールを抜いてボ
トム面を使うこともできなくなります↓
当然、その後のテールを沈めて回してオ
デコの下にノーズを落とし、スプレーを
上げる動作にも繋がりません↑↑
つまり、一番お伝えしたいことは!!
そもそも「へそ重心」を取ったパドルの
フォームができないことには、ライディ
ングスピードを上げる事はできない…
スピードはテイクオフから始まるもの…
テイクオフが「遅い」時点でアウトです
…
このようにお伝えしたいのですが、伝わ
りますか??
:はい、テイクオフが速い人は必ずフォ
ームが綺麗です…
:そうなるように目指します!!
テイクオフが速くてカッコイイ人の動作
を見ると、へそ重心でお腹でボードを滑
らせている部分が見えれば「透き通る世
界」に突入していきますので、必ずその
部分を見ることです…
:はい、筋肉の繊維まで見ます 笑
最高です!!
では、ここからは…
今の話しを身体で理解させていきましょ
う…
お腹でボードを押す為にも、肋骨と恥骨
を板に当てながら小刻みのバタ足をする
ことが最初の練習です…
そして、そのバタ足を仕掛けるタイミン
グは、リップへ引っ掛けようとする時の
パドルよりも1秒前の動作…
つまり、いつものタイミングよりも「早
め」に行うことです…
このタイミングがすべて!!
テールを沈めて波の前に出る感覚をつか
むと、波の前にボードが出た瞬間に!!
左手に全体重を載せる為の手の付き方や
身体の伸ばす姿勢の取り方!!
そして、背中を波側へ向けた足の置き方
を連動できるようになります…
最初と比べるとかなり良くなっています
!!
:本当ですか??
:陸トレ効果で身体が理解してきた感じ
です…
この部分は、すぐに忘れてしまい自分の
やり方に戻ってしまうので、絶対にない
がしろにしないように引き続きやり込ん
でくださいね!!
そして最後に!!!
テイクオフで立ってからのスピードを付
ける為には!!
テールを沈めて回す動作でレールを入れ
る姿勢を作り上げることです…
そもそもの基本フォームを作らないこと
には、どうにもなりません…
そのフォームとは上の写真のように「重
心を身体のセンター」に置いてヒザを深
く曲げるフォームを作ることです↑↑
まず、このフォームの作り方は…
重心をセンターにする為にも骨盤を立た
せないと不可能だということを念頭に置
き、両足の股関節と足首を内側へねじる
内旋をつかいヒザを曲げます…
すると、一般サーファーは上の写真の前
足の骨盤が上がります↑↑
ここは訓練していないと100%ヒザを
曲げた時に骨盤を立たせることができま
せん…
:たしかに重心を低くすればするほどお
尻が出るので、前足の骨盤が上がってい
るんですね…
そうの姿勢では、後ろ足加重になってい
るような感覚でも実際はそうなっていま
せん…
スピードを出すにはここを矯正するんで
す!!
:ここをいち早く正すことはできますか
??
そもそも、自分で「骨盤が立っている」
のかの判断はできない領域ですよね?
:まったくわかりません…
では、この棒を股関節に当てて「ヒップ
シンジスクワット」をしてみましょう↓
お尻を突き出しながらそのまま身体を正
面へ向けてください↑↑
骨盤が立っていると棒は水平になります
が、正面を向いた時には前足部分が上が
りますよね??
:はい、棒を水平にできません…
さらに不安定のスケボーの上でやると、
より棒を水平にするのは難しいですよね
??
:太ももが限界です 涙
となると、棒を水平に保って低い姿勢を
練習すれば、どうなるかは想像つきます
か??
:はい、大変なことになりそうです 笑
そうですよね!!
ここから横へ置いておいたお話しの「パ
ワー」の源にも重なってくる領域になり
ます…
とりあえず、今日はここまでです…
次回までに棒を水平にすることを練習し
ておいてくださいね…
今日はこのへんでおしまいにしましょう
…
上の写真1枚目はテイクオフで立った姿
勢で2枚目はリップで板を返して次に行
く時の姿勢です↑↑
基本フォームはすべて同じです…
軸足前傾姿勢というのはサーフィンの基
本フォームとなります…
その本質は重心を身体のセンターに取り
、骨盤を立たせた状態でヒザを深く曲げ
たフォームとなります…
ここを作り上げた人は、進む世界が変わ
っていきます…
サーフィンをやる目的として「真剣」を
選んだ人ほど、この部分を見つめた練習
をすることです…




















