![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=513x1024:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i9626b49f9d017a53/version/1701074383/image.jpg)
XERO GRAVITYの
EASYRIDERのテストライド模様をお伝えします。
GRAVITY EASY RIDERとは?
今日ご紹介するボードは
XERO GRAVITY FISHテール
EASY RIDERE
JS小波モデルはたくさんありますが、
ハイパフォーマンスモデルと同じ動き
をするボードが欲しい!!
こう、考えたときに
ブラックボックスⅢのFISHは、かなり
調子が良くお気に入りだったのですが
…
しかし
生産中止となりまして戸惑いました。。
そんな時に
XERO EASY RIDERをFISHテールにし
て乗ってみたところブラックボックス
Ⅲのスピードを遥かに超えたんです!
従って、今では小波には欠かせないボー
ドとして必ず使用しています。。。
そして、ここからが本題!!
今回発売されたNEWモデル
XERO GRAVITYをEASY RIDERフィ
ッシュテールにしたらどんな動きを
するのであろうか??
波が小さい湘南では小波ボードは欠
かせない存在のことから!!
好奇心でファクトリーに頼んでカスタ
ムしてもらいました↓↓
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i771a13c2c9761741/version/1700633376/image.jpg)
【XERO GRAVITY】
EASY RIDER FISHテール
■身長:175㌢
■体重: 74㌔
5'7 1/2×19×2 3/8 27.5㍑
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このボードに求めるワタシの一番の願
望は!!!
腰前後のタルイ波でもテイクのスピー
ドが速く、そしてアクションを仕掛け
やすいことが絶対条件。
そして、、XERO EASY RIDERとの違
いは何か??
期待に胸を膨らませ、さっそくテスラ
イデしてみましたのでご紹介します。
では、まず、今日の波は!!
形の良いコシ。
波の力はありませんが、逆にテストに
は十分なコンディション。
さっそくテイクオフからご紹介します!
ちょうどロングボーダーの方と同時テ
イクオフとなりまして、こんな機会は
めったにないので!!
比較分析しながらテイクオフを見てい
きます。
まずは出だしのパドルの姿勢をロング
の方と見比べてみましょう。
この寝そべり方の違いで、出だしの加速
がまったく変わります。
これが、へそ重心とむね重心の違いです
。
テールを沈めてボードを水平にすること
が本質の寝そべり方。
この寝そべり方をすることにより、
「テールが押される」感覚をキャッチで
き、手を付いて身体を前に伸ばす動作が
1テンポ速くなることも連動します。
そして
ここで、一番お伝えしたいことは!!
今日はテストライドなので、小波での
テイクオフのスピードは???
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ここが重要なポイントです。
ロングボードの方と同じタイミングで
足を付いている視点で見て欲しいとこ
ろ・・・
さらに、ロングボードの方が起き上が
った時点で、すでに1アクション仕掛
けています↑↑
と、いうことはですね!!
このボードはテイクオフがメチャクチ
ャ速いということです…
波は真水の為に押す力は弱くノーズが
少しでも上がるとテイクオフが遅れて
しまいます。
しかし、このグラビティは「無重力」
のスピードがコンセプト!!
出だしの加速から身体が浮いているか
のようなスピードでテイクオフができ
ます。
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パワーの無い腰サイズでも
74㌔で27.5㍑あれば、余裕でテ
イクオフができることを実証。
従って、
テイクオフは想像よりも前に出る加速
が速くて、余裕を持って立つ事ができ
るボード。
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テイクオフ
スピード:★★★★★
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そして、次に!!
ボードのクイック性をチェック!!
ここが一番重要視するところ。
浮力があっても板が動かなければ、ま
ったく意味がありません・・・
まずはレフトの波でチェック↓↓
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/id41221756049236b/version/1700634844/image.jpg)
テイクオフで構えるとこの景色です。
ピークは腰くらいありますが、乗って
いくうちにモモくらいに下がってくる
Aフレーム。
上手く乗り繋げれば2~3アクション
は入れられます。
最初の軽めのアクションでは!
板がヌルッとする感覚でリップを舐め
るような動きです。
浮力があっても、通常のグラビティと
動きはまったく同じです。
この板はワイドを広く取ってある分、
テールをフィッシュにすることでその
幅を感じさせない反応の良さがありま
す。
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ワイドが19インチ以上の短いボー
ドでは、このフィッシュ形状のテー
ルにすると良く動きます。
そして、次の2アクション目↓↓
肩の落ちたモモくらいになりまずが、
厚めのリップを無理やりエグっての
反応チェック!!
普通は
パワーが無い波でレールを入れ過ぎて
しまうと反発が起こらずに刺さるか、
失速するかの、どちらかになります。
しかし、このグラビティはレールを深
く入れても反発が生じて刺さりません
…
パツンと弾くようにスープへ戻ってく
れます。
これは、かなりの高感触!!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i7698efb79bfdac9a/version/1701421659/image.jpg)
JSはこのEASY RIDERのレールの形に
こだわり、センターを厚くしてもフェ
イスに食い込むように作り上げたと言
っていました・・・
まさに、その言葉どうりの動きです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/id1fccefdacc4ca60/version/1700635869/image.jpg)
アウトラインの幅が広いボードではレー
ルの切り返しが重くなります。
そのデメリットを完璧に克服させている
こと。
そして、EASY RIDER独特のレール形状
が大きな反発を生み出し、フェイスにも
十分食い込むのが最大の特徴となってい
ます。
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簡単に言えば、オーバーフロー気味で
も普通に乗れるということです。
ハイパフォーマンスボードよりは浮力
が多い分、その重さのデメリットを上
手く変化させて、より、動くボードに
なっています。
小波での反応スピードは4つ星。
とりあえず、レフトの動きは好感触。
そして、次はライトの波でテスト。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i190415342d557555/version/1700636216/image.jpg)
このポイントは
その日の風向きによってブレイクは微
妙に変わるのだそうです…
今日はライト方向へのゆるいオフショ
アの為に、若干、フェイスがレフトよ
りも張っている感じです。
少し練習して波のクセを読めたところ
で、いろんな技を仕掛けてボードの細
かい反応をチェックしました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/ia4407f0a16f6b3e9/version/1701073077/image.jpg)
まずは厚いフェイスでのエグリ系。
バックサイド同様に無理にレールを入れ
て返しても反発が大きくリエントリーが
容易です。
水深が浅くても板が浮き、失速しない事
で小波には適したボードと即認定。
こちらも
かなりの高感触。
そして次は
テイクオフしてからボトムで少しタメ
るとヒットさせるリップが薄っすらと
盛り上がってきます。
そのヒットポイントで板の反応をチェ
ック。
やはり、トップへ上がる瞬間に
「フワッーー」とする感覚が感じ取れ
るのがグラビティの特徴。
この
EASY RIDERでもまったくその感覚は
同じです。
そして、リップへ当てると
「ヌルッーー」とした感じで返るのも
なんとも言えない感覚です。
モモくらいの力の無いセクションでも
通常のXERO GRAVITYの動きと変わ
らずアクションを仕掛けられます!!
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こちらも、またまた好感触。
そして、次に!!
あえてテイクオフから横へ走ってスピ
ードを付け、肩が落ちたところで回っ
てみました・・・
回転を仕掛ける瞬間は板の重さを少し
感じます・・・
しかし
回り出してからはテールが割れている
ことでレールの切り返しがすぐにカバ
ーできる動きに変わります。
そのままスープまで加速しました。
「レールの食い込み&反発」
最高です!!
リエントリーもテールが割れている事
で板を上げやすい感じです。
モモサイズでもリエントリーはなんと
かできることから、かなり良い動きを
してくれるボードには間違いありませ
ん。。。
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濡れたボトムを見てみましょう↓↓
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i83f136b06abcac67/version/1700637395/image.jpg)
水滴が瞬時に真ん中に集まってきます
↑↑
この構造がリバースコンケイブと言っ
て無重力のスピードを出せる要因とな
っていることから、パワーの無い小波
でもスピーディに乗れます。
小波でもテイクオフから横へのスピー
ド 5つ星
技を仕掛ける反応は 4つ星
総合評価:★★★★・★ 4.5
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i67372e67c2f6b3a3/version/1701074366/image.jpg)
最後に
XERO GRAVITY EASY RIDER
FISHテールの感想!!
小波でも無重力の体感ができるスピー
ドを得られることから、モモからコシ
サイズでは使用確定となりました。
あまり浮力を上げ過ぎても板を沈めら
れず、上手く反発を使いこなせなくな
ります。
このEASY RIDERは中級者以上のレベル
では
身長170㌢ 体重70㌔くらいの場合
5’7✖27㍑前後がベスト数値です。
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参考にしてみてください。。。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i506274d22924c0ce/version/1701491763/image.jpg)
次回のブログでは、同じ波で同じスペ
ックでのテストライド編です。
「XERO EASY RIDER」
「XERO GRAVITY EASY RIDER」
この違いを追求してみました。。。
なんともマニアックな内容でお届けし
ます…