![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=512x1024:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i8474e4c9ad48e2fe/version/1702892339/image.jpg)
XERO GRAVITYに乗った感想シリーズ17
小波で乗ってみた編
一段と寒くなってきましたね・・・
防寒対策をして、練習に励みましょう
!!
今日はXERO GRAVITYで小波に乗っ
てみたシリーズ編です。
今年発売されたXERO GRAVITYとは
無重力のスピードが出るスタンダード
モデル。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i24ec6f9c24e73176/version/1701844647/image.jpg)
この一番の特徴は、なんと言っても水
の上を浮くようなスピードが出るとい
う斬新的な感覚。
下の写真のノーズエリアの水滴を見て
ください↓↓
カーブになっている部分に水が溜まっ
ているのは普通ではありえません…
この水を溜める構造が浮く力を生み出
し、無重力のスピードを出せる形状と
なっています。
------------------------------------
そして、このGRAVITYは腹から頭くら
いで本領発揮となります。
先日、お客さまから
「てんちょう、グラビティは小波では
厳しい感じですか?」
このようなご質問を頂きまして、
「じゃ、ちょっと小波でやってみます
!」
そんな流れからグラビティを持って、
モモ~コシでやってきましたので、そ
の感想をお伝えしてみましょう!!!
まず、今回使用するボードスペック!!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i6a1de2d2124f1ec3/version/1701845575/image.jpg)
【XERO GRAVITY】
5’9×18 7/8×2 3/8 26.5㍑
--------------------------------
■身長:175㌢
■体重: 74㌔
※腹くらいでは最高に調子が良いスペ
ックです
------------------------------------
上の写真の
水面に接地していないノーズとテール
分部がロッカーとなります↑↑
XEROシリーズの中では一番ロッカー
が強い形状です。
では、さっそくテイクオフから見てみ
ましょう。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i71d6644c4e0174f7/version/1701846101/image.jpg)
コシくらいの波では足を付いた時には
ボトムへ降りたスタートとなります。
うねりから余裕を持って立てる感じに
はなりません…
従って、テイクオフは腰くらいだと少
し厳しい感じがします…
そして、最初のアクション。
波のトップへ上がるスピードは凄い速
いです。
相変わらず
「ヌルッ」とした感覚で素早い反応を
感じ取れます。
板の返しのスピードもそのまま維持し
てくれるので、動きはとても速いのは
素晴らしいです。
ケーキにナイフを入れているかのよう
に「ヌルッ」と返るのが特徴ですね。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i3bc77dcd3c55d015/version/1701846585/image.jpg)
しかし!!
板を返し終わってから次へのスピード
は加速してくれません…
一旦、停止するような感覚になるので
パワー不足の小波では浮力が少し物足
りない感じです。
やはり、この繋ぎの動きは、EASY RID
ERには敵いません・・・
技はなんとか仕掛けられますが、次へ
のアクションが素早く行えないのが事
実ですね。
インサイドのエンドセクションでは、
板の浮きが弱くてとどめの1発が入れ
られません。。。
イージーライダーでは1発入れられま
すが、ノーマルグラビティでは浮力不
足な為にノーアクション…
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/icd47dbe2fd890f35/version/1701847007/image.jpg)
試合では技数で勝敗が決まる時もあり
ます。
この最後の1発が肝心だと考えれば、
重要なポイントですね。
この視点で考えると、やはりノーマル
のグラビティでは浮力不足と板の長さ
が気になります・・・
やってやれないことはありませんが、
少し物足りない感触です。
従って、小波でグラビティを使いたい
のであれば!!
長さを2インチ短くして、浮力を2リ
ットルくらい上げたEASY RIDERがお
勧めとなります。
やはり!!
小波は小波ボードが一番乗れます!!
従って、サーフィン上達を真剣に考え
ているのであれば、最低2本は持って
いることが鉄則です。
参考にしてみてください・・・
今回の企画はマシンブレイクの小波で
いろんなボードに乗ってみて、結果、
何が一番良かったのか??
このデーターを集計しました・・・
【結果 モモ~コシサイズ】
1位 XERO EASY EIDER
※パワーの無いリップは最高
2位 XERO GRAVITY EASY RIDER
※パワーがあるリップには最適
このような結果となりました!!
やはり、小波には絶対的な浮力。
そして、リップへの板の上がり方がク
イックに反応をすること。
この条件が揃うことで、いつもと同じ
ようにやれるものです。
浮力を上げ過ぎてしまってもしっくり
きませんし、板を短くしすぎても良い
塩梅にはいきません、、、
数値選びが重要です。
小波テストシリーズ
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i2ea4b046cd555fac/version/1718775528/image.jpg)