2024年度新規受講生募集期間
11月30日迄
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テイクオフ実践編1
只今、2024年度スーパーストイッ
クシステム募集期間に突入しましたの
で、ストイックシステムの実践練習内
容をお届したいと思いますが…
まず、その前に!!
ストイックシステムでは、当店で購入
して頂いた世界最高峰の板、JSサーフ
ボードで練習します。
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世界最高峰のJSライダーの動作をよく
観察し、その動きを理論的に知識に落
とし込みながらイメトレ&陸トレから
行います。
上達へ向けた効率の良い練習方法は!
最高なボードと最高なお手本。
自分が練習する内容に確信を持ち、ブ
レずに突き進むことが重要です。
「迷うから遠回りするんです…」
ここを踏まえて、今日の内容を読んで
頂ければ幸いです…
では、今日のテイクオフの模範動作は
JSライダーのサミーです。
前回、行われた地元のブラジル戦で優
勝し、来年のCT入りの継続も決定した
サミュエル。
このサミーが乗る、MONSTA10での
テイクオフの動画と写真の切り抜きを
見ながら技術論を知識に落とし込む作
業から始めていきます。
では、スーパーストイックシステムの
「知識を得て実践」編となります。
とにかく、上手くなりたければ、テイ
クオフが速くなければ上達はできませ
ん・・・
その為に絶対に覚えなければいけない
基本動作とは、パドルの姿勢を改善す
ることです!!
「へそ重心」パドルです。
技術論ステップ1
■理論的思考を作り上げる
なぜなのか??
テイクオフの基本とは
「ボードを水平に滑らせる」ことが一
番速く立てる物理的事実です。
この、ボードを水平に滑らせる為には
「ボードと身体が水平」の状態を作る
パドリングができなければ波任せのテ
イクオフとなります。
波任せのテイクオフだけでは、波のコ
ンデションに左右されてしまいます。
どんな波でも素早くテイクオフできれ
ば、その先の練習がたくさんできます
。
従って、
ここを理解できれば、やるべきことは
ただ一つ。
身体を水平にするパドルの姿勢を練習
するしかないんです。
そして、その練習方法が
重心がへそになるように寝そべり、ボ
ードを押さえる支点を
「助骨、恥骨、ヒザ」で押さえ込む形
を作り上げることです。
この姿勢でパドルができると、波に押
される感覚は
「テールが押さえれ板が前に出る感覚」
と理解できるようになります。
その感覚を理解すると今度は、
テールが押された時の板の滑り出しをキ
ャッチする身体の部位が、ボードに接地
している「恥骨から太もも」で感じ取れ
るように変わります。
みなさんはボードの滑り出しを「胸」で
感じとっていますよね??
その感覚では、1テンポ遅いんです。
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何度も言いますが、板の滑り出しを胸で
キャッチするのと、太ももでキャッチす
るのとでは、どちらが速いですか???
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この感覚を感じ取れるまでやり込んで
いきましょう。
※実践練習では水平パドルのコツを伝
授させていただきます…
そして、次に、
テールが押される感覚をキャッチでき
るようになると、通常よりも1テンポ
速く手を付けるように変わります。
この、1テンポ速く手を付く事で、テ
イクオフの立つスピードがまったく違
ってきます。
つまり、板の滑り出しと手を付くスピ
ードが通常よりも2テンポ速くなりま
す。
では、ここまでの内容をさらにイメー
ジできるように写真を見ながらすすめ
ていきましょう。
技術論ステップ2
■ 想像力と感性を高める
板を水平の状態でパドルをするとテー
ルが押され、ノーズがスッーと前に
出ます。
その瞬間に、板に加重が乗るように手
を付き、左手の力で押し込みます。
ここが非常に大事なポイントです。
なぜ、左手で押し込まなければいけな
いのか???
完全に理解しなければいけません。
よく、聞いてください。
テールが押されただけで、手を付いて
立ったとしても!!
テールが押されるだけのスピードでは
加速が弱く、そのまま立つと失速して
波に乗り遅れる現象となります。
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立ってからボードが落ちていかない時
って、多々ありますでしょ??
そこで、勢い付けて手を付き、左手の
力でノーズの上がりを押し込むことで
、スピードを増す技術を付け足すんで
す。
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テイクオフでは、波の力具合に合わせ
て、この左手で板を走らせるコントロ
ール技術が重要です。
つまり、上級テイクオフはテールが押
される感覚を身に付け、速く足を置く
為の左手のコントロール技術というこ
とを覚えなければいけません…
もう一度、上の写真を見れば、左手で
板を押し込んでいるのが分かりますね
??
では、次。
この左手で板をコントロールすると言
うのは、波のブレイクの速さによって
変わっていきます。
大きく分けて2つあります。
①ダラダラのブレイクではノーズを下
に押し込み、加速させること。
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②速めのブレイクは波のフェイスにレ
ールを噛ますように真横へ向けて加速
させること。
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コレが、左手で板をコントロールする
技術となります。
もう一度、言いますが、この左手のコ
ントロール技術は、出だしのパドルの
加速を付けて初めて連動するというこ
とを、絶対に忘れないでください。
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大丈夫ですね??
では、次へいきます。
両足の置き方と立ち方が重要になりま
す。
左手で板を押し込みながら!!
後ろ足、前足のかかとから置き、両ひ
ざを締めて立つことが、初速を出せる
かどうかの分かれ道。
下の写真を見てみましょう↓↓
ヒザが締まっていますね↑↑
では、なぜ??
ヒザを締めなければいけないのか、分か
りますか??
はい!!
正解です!!!
テイクオフで両足のヒザを締めながら
立つ理由は、
「立ちながら後ろ足でレールを入れて
ボードをコントロール」するためです
。
前足のヒザを内側へ入れていないとこの
動作が遅れてしまいます。
テイクオフは後ろ足から立つ!!!!
このやり方を履き違えるとノーズが上
がり失速します。
ヒザを締める理由は、前傾姿勢後ろ足
軸スタートで立つ為の第一歩となりま
す。
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この後ろ足コントロールは、前足加重
が強いと100%遅れてしまいます…
何度も言いますが、前足で踏み込むと
ボトムへ板が落ちてしまい出だしが遅
れます。
従って、ヒザを締めて立つことは!!
立ちながら波のトップへ上がるアップ
スンの大事な動作となりますので、テ
イクオフはヒザを締めながら立つこと
。
その為にやるべきことは、常にこの姿
勢を取れる為の
「正しい立ち方」を練習していきます
。
そして、次に!!!
テイクオフは板を水平の状態で両ひ
ざを締めて立ち上がりました。
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その次の動作へ繋げていきます。
テイクオフで立ちながら!!
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後ろ足を伸ばす力と効き手を上げる力
を使ってレールを入れて波のトップへ
上がります。
効き手を上に上げているのが分かりま
すよね↑↑
その動作と連動させて、後ろ足のねじ
りを練習していきます。
これが「正しい立ち方」つなぎ合わせた
動作の「軸足ジャンプ」です。
次に、スーパー難易度が高くなる部分
が、軸足ジャンプで波のトップへ上が
る動作からボトムへ降りる動作を連動
させます↓↓
上の写真を見ると、波のトップへ上が
りながら顔はボトムへ向いて左肩を開
いていますね↑↑
この動作が軸足ジャンプをしながら後
ろ足を曲げ、左肩を開く上半身のねじ
りを作る先行動作となります。
そして、ボトムへ板を振ったら両足で
踏み込み、大きな反発を作ってから、
再度、波のトップへ軸足ジャンプを繰
り返すのがアップスンの基本動作です
。
ここまでは、
テイクオフからアップスンまでの流れ
となりますが!!!
このアップスンの基本動作がサーフィ
ン全体の基本動作となります。
ライン取り、体重移動、レールワーク、
そして綺麗なフォームの作り方がすべて
凝縮されています。
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従って、このアップスンの基本動作を
完璧に作り上げれば、すぐにオフザリ
ップやフィン抜きができるようになり
ます。
断言します。
100%乗り方が変わり上達できます
。
まず、今、お伝えしたテイクオフから
このアップスンの動作を完璧にできる
ように練習していくのがスーパースト
イックシステムのプログラムとなりま
す。
ここから、本番となります。
実践編ステップ3
■型にはめた動作の陸トレ
テイクオフのすべての基本動作を事細
かく体に叩き込む、陸トレプログラム
をこなしていただきます。
へそ重心のパドルから加重を掛ける手
の付き方。
左手で板をコントロールする力の使い
方。
身体を前に伸ばす動作と連動させな
がら、足の付き方。
ヒザを締めながら立てる、起き上がり
方。
そして、そのまま後ろ足軸でアップス
ンの細かい動きをこの型にはめた陸ト
レで作り上げていきます。
「自分のスタイルで波に乗りたいので
型にはまめるのは、違う気がする…」
もし、こう思った人がいるならば、そ
の考えは間違っています。
正確な基本動作を身に付けて動けるよ
うになってから、その動かし方がその
人のスタイルと変わります。
基本がすべてできないと、上達はでき
ません・・・
では、次に実践編です!!!
実践練習会では、この陸トレどうりに
テイクオフからアップスンをやってい
きます。
実践編ステップ4
■陸トレを実践で投影させて客観視
をする
陸トレで体にしみ込むまで、やり込め
ばそのまま投影されるのは間違いあり
ません・・・
映像を見ながら、できた、できない部
分を解析していきます。
ここで再び、JSライダーが登場します
。
その動きの違いを把握して、弱いポイ
ントを強化していきます。
テイクオフの手の付き方は勢い付ける
為に肩甲骨を寄せ、両手をM字の形を
作る事ですが。
マイキーと比べると上半身の反りと肘
の高さが違いますね。
この分部をさらに強化すれば、手を付
いた加重が強化されます。
ポイントは顔がやや下向きなので、先
を見る意識が弱いので、必ず先のフェ
イスを見ることです!!
その左手の加重の違いは、足を置くス
ピードも変わっていくのもです。
上の写真を見ればその違いは分かりま
すね↑↑
身体を前に出すことで、板はさらに加
速します。
このポイントも強化です。
要はスピードを上げれば上げる程に、
構えれられるスピードも変わり、余裕
が生まれるものです。
すべては、余裕が無いとうまくいきま
せん・・・
しかし、世界のライダーと形は似てい
るということが、もの凄い上達をして
いる証です。
陸トレの動きがそのまま海で投影され
ているので、今日の練習は大変よくで
きました。
その調子で、さらに突き詰めた動作を
やり込んでいきましょう。
実践編ステップ5
■スケボーで強化練習
では、陸トレ動作をそのままスケボー
で強化練習していきます。
ポイントは実践で弱かった部分を意識
練習することです。
前回の実践では、身体のねじりのスピ
ードが弱かったので、そのポイントを
強化していきましょう!!
このねじりをもっと速く、力強く行う
為には、「前傾姿勢後ろ足軸」の姿勢
を作り、後ろ足を前に送り出す力の練
習です。
棒立ちの時でも、後ろ足のヒザを常に
曲げている感覚を右脳に叩き込むんで
す。
常に、後ろ足全体に力を入れ、その力
を背骨に伝える感覚になるまでやり込
みます!!!
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このように、毎月、スケボー練習会も
合わせて上達するための「やるべきこ
と」をすべておこなっていきます。
今日は、スーパーストイックシステム
の練習内容をざっくりとですがご紹介
させていただきました。
一人での練習に限界を感じたら、
スーパーストイックシステムへお越し
くくださいませ・・・
番外編
:てんちょう!!
:ジュリアンのようなカッコ良いボト
ムターンをやりたいっす!!!
そうですか。
では、この写真と同じ形を取ってみま
しょうか・・・
:どうでしょうか??
:これで合ってますか??
見た目は近いですが、根本的な後ろ
足の力の使い方が違います。
もっと、後ろ足のヒザを前に出し、
効き手の肘を地面に近づけてくださ
い。
:体勢がツライので、できません…
深いボトムターンの体勢を取るには
、後ろ足軸で波に乗れる力を強化す
ることが先決です。
まずはこの正しい体勢を作り、スケ
ボーでやり込めば、自然とフィジカ
ルアップにもなり軸足強化に繋がり
ます。
本当にカッコ良いボトムターンをや
りたいのであれば、本気で練習しな
ければ習得はできないのも分かりま
すよね??
このように、ボトムターンでも、正し
い姿勢を知識に落とし込みスケボーで
やり込むことで、必ず実践で投影され
ます・・・
無論、コース別となっていますが、
べーシックコースのプログラムから
順々にこなしていけばここにたどり
着けます。
本気で上達を考え、やり込む覚悟を
決めて応募してください…
お待ちしております