
シエラが乗るゴールデンチャイルドの感想とその技術…
シエラテストライド編
先日、シエラがバリのクラマスで使用
していたゴールデンチャイルドの感想
と、その技術をご紹介します…
まずはシエラのスペックから↓↓
【GOLDEN CHILD】
■5’8✖18✖2 3/16 23.3㍑
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昨年はこのゴールデンチャイルでQS
二連勝…
板もかなり調子が良く、思いどうりの
ライディングができたとのこと…
そんなシエラがクラマスでの練習風景
とその感想をお伝えしましょう…
まず、テイクオフのスピードを見てみ
ますが、やはり、基本となる技術を高
める意識が重要です…
そこで、少しテイクオフの技術を解説
しながらお話ししてみましょう…
では、いきますよ…
とにかく、出だしのパドルの姿勢が肝
心です!!!
ただ、無意識で寝そべる感覚を捨て!
「へそ重心」を取り、ボードを水平の
状態で滑らせることが鉄則です!!
「腹圧を掛け」、骨盤からヒザまでを
使いテールを沈めたパドルができてこ
そ、初めて↓↓
波のコブにテールが押されてノーズが
前に出るものです…
まずは基礎パドルを必ず身に付けてく
ださい…
そして、ノーズが前に出たその瞬間に
!!!
ノーズの上がりを押さえ込む手の付き
方が重要です…
ボードを滑らせ立つ時にはノーズは1
00%持ち上げられることを頭に叩き
こみ、その上がりを押さえ込みながら
足を置く意識を持つことです…
押しているつもりになりがちな重要動
作↓↓
身体を前に伸ばし左手加重で重心を前
に移行させて初めてノーズを沈めた状
態になり、そして、その状態で足を置
くことです↑↑
この部分ができないと100%ノーズ
が上がり失速してしまうものです…
しっかと押し込んでください…
そして、その状態から前足のハムを使
いヒザを内側へ向けながら「かかと」
から前足を置く技術ができて初めて!
後ろ足軸前傾姿勢で構えられ、板を踏
み込んで初速を上げることです…
ポイントは両足のくるぶし軸で足を置
くことが、後ろ足軸前傾姿勢を取れる
法則です…
この技術ができて初めて、テイクオフ
からのスピードを上げていけるもので
す。
必ず意識練習してくださいね…
そして、次に、ボトムへ降りてからの
技術を少し繋げtてご紹介します…
ボトム面を使い波のフラットの位置に
降りたら!!
強く踏込んでレールを入れていきます
↑↑
高低差を使ってレールを入れる練習で
す…
そして、効き手の振りを使いレールを
入れてドライブを掛けます…
効き手を後ろに振り切る力を使うと、
より、ボードの推進力を上げることが
できますので、お忘れなく!!
そして、その後ろに振り切った効き手
を波のトップへ上がりながら素早く前
に出す動作を繋げてください↓↓
この効き手の振りが少しでも遅れると
波のトップで重力に負けた姿勢を取り
、転んでしまうものです↑↑
効き手を鼻先よりも前に出し、首を折
り身体を丸めながら板を引き付けます
・・・
板をお尻の真下に引き寄せたら両足で
踏み込んで加重を掛けることです↑↑
何事にもこの基本動作をしっかりと作
り上げることが、より、実力を上げて
いけますのでイメトレ&陸トレを行っ
て習得してくださいませ…

このゴールデンチャイルドのアウトラ
インは細身でも、全体的に肉厚がある
ので、アクションの安定感が出るもの
です…
シエラ曰く、
ボトムでの反応速度が高いのでとっさ
のリップの崩れでも瞬時に合わせるの
が容易。
レールの薄さとロッカーが絶妙にマッ
チしているので、リップの飛び出しス
ピードがモンスタ10よりも速い…
そして、ボードの肉厚が安定させる働
きが空中へ飛び出しても板がブレない
のがかなり気に入っている…
このようなコメントしていますが…

上の写真のレールを見ると、かなり落
ちていますが全体的にボリューミーな
のが伝わりますでしょうか↑↑
クイック性を高め、尚且つボードの安
定を生み出す手法となります…
日本の波ではムネ~アタマ以上のサイ
ズで本領発揮します。
ロッカーが強くてもボリュームがある
ので、難しい感覚ではなく、容易に乗
りこなせる新しい感覚です…
参考にしてみてくださいね…
シエラのエアーの高さやメイク率はす
凄いものがあります…
そして、なにより、失敗を恐れずにい
つもチャレンジし続けるメンタルが強
靭です…
今後の活躍が楽しみな選手ですね…