やっとセミが鳴きだしましたね。。。
ダラダラの波攻略法
夏本番！！！
と、言ったところでしょうか。
日焼け止めはたっぷりと塗ってくだ
さいね。
さて、
前回のブログでは
ダンパー気味の速い波はパドルの加
速が重要！！！
そう、お伝えしました。
今日は
ダラダラの波でのテイクオフでは
どのような意識でやるのか？？？
そんなお話しをしてみましょう！！
まず、波のトップしか崩れないパワー
の弱いブレイクを想像してみてくださ
い。
オンショアの風波などでは必ず見られ
る光景ですよね。
そのようなブレイクのテイクでは、
岸にボードを真っすぐ向けるように漕
げば、崩れるスープに押されて割とラ
クに立てますよね？？
しかし！！！
テイクオフで立ったその後の事を考え
てみてください。
スピードが付かないので、波に置いて
行かれたり、乗り繋げないで終了！！
この経験は誰もが味わいますよね？？
なぜ、置いていかれたのか？？？
置いていかれる原因は波のせいでしょ
うか？？
波のせいでいいんですね？？？
まず、ここで！！！
岸から波を見て、インサイドまでスー
プが続いている場合は１００％乗り繋
げることができます。
どんなに波に力が無くても、１００％
です。
もちろん、ハイパフォーマンスボード
でも。
今日は
乗りつなげる技術よりも先に、テイク
オフからのスピードを付けて立つこと
から見つめませんか？？？
という内容。
「浮力がある板に乗っているから大丈
夫です！！！」
そういう方は、さておき・・・
ストイックに打ち込む精神をお持ちの
方に向けてお伝えしています！！
いいですね？？？
では、いってみましょう。
前回のダンパーブレイクのテイクオフ
の出だしは！！！
へそ重心のパドルで板を沈めて加速を
かけろ！！！
このようにお伝えしましたが、ダラダ
ラの波でも、まったく同じことです！
なぜなら・・・
スピードがある力強いパドルでは、
波がダラダラ崩れ出す前に立てると
いうことを考えてください。
そう、理解できるのであれば、うねり
から立つというのが最初の課題。
パドルのスピードがあれば崩れ出す前
に立てる意識を常に持つこと！！
もちろん手を付いてから失速させない
立ち方も重要になりますが今日は割愛
。
そして、次も肝心な話し！！！
いいですか、よく聞いてくださいね。
テイクオフの立ち方は
板が滑り出したら
「サッー」と立つ！
このような抽象的なことではNGです
。
後ろ足、前足の順に足を置き
「板を沈めながら立つんです！！」
※板を水平の状態で沈めるということ！
この技術が両足の力で板を挟み込む
正しい立ち方！！！
「テイクオフは立つんじゃない！！」
「構えろ！！！」
板に加重がかかるように立つことで、
うねりに力が無くてもスピードを出せ
る技術となります。
その技術があるからこそ、力の無い
ポジションでも上手く技を仕掛ける
ことができるというもの。
テイクオフの技術は
パドルのスピード
足を置くスピード
立ち上がるスピード
この部分が１つでもできていないと速
くたつことはできません・・・
そして、立ってからのスピードの出し
方。
ここを上手く繋げた練習がベストとな
ります。
ダラダラの波での練習は、まずはこの
ポイントを考えながら練習してみてく
ださいね！！！
一人での練習に限界を感じたら練習し
に来てください。
お待ちしております。
それでは、今日の練習会模様をお伝え
しましょう。
今日の天候は雨のちくもりのち時々
晴れ！！！
へんな天気・・・
風はゆるいサイドオン
波のサイズは腹前後・・・
アウトからダラダラと崩れながらイ
ンサイドまで繋いでいくブレイク。
時折ホレ気味の波を捕まえれば、１
から２アクション入れられるコンデ
ィション。
上手く繋げばロングライドができる
波。
前頭でお話しした
スピードを出すためには
板を水平の状態で沈めること！！！
パドリング！！！
立ち方！！！
板の踏込み！！！！
この状況はすべて板を水平に沈める
ことでスピードを出せる状態。
スーパーストイックシステムでは、
サーフィンの基礎となる根源は！！
パドリングで板を水平に沈める寝そ
べり方
そして
両足で板を水平に沈める技術。
この基礎をやり込むことでスピードを
あげていくことができるという理念。
一個一個、確実に突き詰めていくこと
が基本となる土台ができあがるもの。
今日はかなり質の良い練習ができたか
と思います。
今日できなかったことを次回へ繋げる
為にも、陸トレやスケボー練習は必須
。
頑張って作り上げていきましょう！！
それでは本日も大変お疲れ様でした。
ワタシが一番お伝えしたい本質は！
パドリングで
「板に寝そべる」
という感覚がそもそも間違えで、
「身体で板を押さえ込む」
その、寝そべり方を練習しろ！！！！
具体的なやり方は、何度もお伝えして
いますが、肋骨とヒザを支点にへそ重
心になるような体勢。
この体勢を取れなければ板を水平に沈
めるパドリングは習得不可能というこ
とです。
「板を水平に沈めるパドリング」
これができれば、厚いうねりでも波に
乗れるように変わっていきます。
