
板を縦に上げる為の練習方法をご紹介します
。
フロントサイド編7
前回のブログの内容では後ろ足首でテ
ールを回しながら前足で引き付けろ!!
その為には!!
股関節を使いヒザをくっつけるように
ボードを締め付ける力を使う事。
毎度ながら基本動作のお話しとなりま
したが、すべては基本が命です!!
しっかりと基礎動作を意識練習してく
ださいませ…
ところで…
話し変わって、そもそもなんですが…
リップに板を当てたら、ボードを押し
てもらう感覚で返すイメージを持って
いる人が非常に多いんですが…
世の中そんなに甘くありません(笑)
その思考を改善することが重要です…
もちろん、リップに押されて返す時も
多々、ありますが…
基本はリップに押されたとしても、さ
らに自力で板を返すことが前提です…
例えば…
斜めに上がり板を返しやすい場合を考
えてみても↓↓
この時に!!
自力で板を返す動作を「前足加重」だ
けで落としてしまう中級者の方が非常
に多いんですね…
この体重移動がクセになると、後ろ足
首でテールを回すことができません…
当然、前足でお尻の真下に板を引き込
むこともできません…
そして、リップに板を押された場合で
も、前足で落とし込もうとする思考が
抜けなくなります…
従って、アップスンの波のトップから
前足加重で板を落とし込んではNGと
何度も何度もお伝えしていますよね?
全ては軸足加重が本質です…
つまり、自力で板を返す為にも、常に
後ろ足首の力を使う意識が重要となり
ます…
今日もこのあたりを深堀りしたお話し
となります…
お手本はコビー↓↓
【HYFI3.0 XERO GRAVITY】
■5’11×181/2✖21/4 26.0㍑
----------------------------------
コビーの特徴は大きなアームアクショ
ンですね…
写真を見るだけでもイメージしやすい
ので、常に細かい動作を観察してくだ
さいね…
では、では!!
まず、リップにヒットさせた時の姿勢
をもう一度、よく見てみましょう…
特に前足加重は「かかとと親指側」で
押さえている部分がポイントです↓↓
先ほどの話しで、アップスンで板を前
足加重で落とす場合を考えると…
板を前足で進行方向ボトム側に落とそ
うとするので、前足の側面に力が入り
ます…
しかし、上の写真では前足の内側部分
に力が入っているのが分かります??
つまり!!
ボトムへ板を落とす感覚ではなく、身
体に引き寄せる力を使う意識では、前
足の「かかとと母指球」に力を入れる
ことです…

つまり!!
言いたいことは…
リップへヒットさせても、両足でボー
ドをハサミ込む意識を常に持っている
ことで、両足の内側の力を使えるよう
になるということ!!
意味、伝わります??
この意識が結果的に「軸足コントロー
ル」生み出せる根源的な思考です…
でっ!!
今日はこのかかとと母指球の力をアッ
プさせる為にも!!
そもそもの両足首の可動域を上げまし
ょうか…
下の写真をよく、見てください↓↓
ゴムを外側へ引っ張ると、足首が内側
へと力が入るようにやってみてくださ
い↑↑
すると、かかとと母指球と親指が内側
へと力が入り、足首が内側へ倒れます
よね??
足首の柔らかさとは縦の可動域だけで
はなく、外側と内側へ曲げる可動域も
重要です↑↑
特に、上の写真のように内側へ向ける
力があることで「テールを回す」時に
大いに使えるようになります…
もし、イメージが付いたならば、この
足首の可動域を上げることです…
日ごろから内側へ折る柔軟を行うだけ
でぜんぜん柔らかくなりますので、本
気で上達したい方はトライです…
このような足首の力を使い、常にテー
ルをコントロールできる力を身に付け
ることが重要ですね…
では、最後に…
今日もリッピングの一連動作を見なが
ら頭に叩き込みましょう↓↓
まずはボトムでの右手の振り↑↑
やっていることはみな同じ!!
そして軸足ジャンプは足首を回して板
の軌道を変えていきます↑↑
後ろ足首を内側へ倒しながら回すんで
す!
そして、リップへヒットさせた時も!
さらに、後ろ足首を先ほどの写真のよ
うに内側へねじることでテール加重を
キープさせます…
前足首も内側へ向ける力を使えるから
こそ!!
ボードを挟む力を使え!!
身体の真下に引き込み、そのまま両足
でボードを挟み込む足首の力も使える
ように変わるんです…
だんだん、イメージがより、明確にな
ってきましたね??
ボードを挟む力の源は↓↓

両足の力を身体の中心軸に向けること
です↑↑
その為の細かい足首や股関節の力の細
かい調整はスケボーで練習してくださ
いね…
今日はこのへんでおしまいです…
コビーはHYFI3.0グラビティは板をボト
ムへ落とすスピードが信じられないほ
ど速くなっていると絶賛しています…
リップへヒットした時の反発が大きく
、想像よりも1テンポ速く返ります…
カーボンは「固い」という概念を崩し
た画期的なボードです…
物凄い反発スピードとしなりを融合さ
せた素晴らしいモデルはゼログラビテ
ィが、まずはお勧めです…