![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/i2f14f3e336bfde30/version/1546431515/image.jpg)
ゴールデンウェーク突入ですね!!
トリップに行かれる方もたくさんいるかとおもいます
。
質問回答です!!
こんにちは。はじめまして!!
いつもブログ楽しみに読ませてい
ただいています。
私はサーフ歴5年の横に行ける程
度の初心者です。
本当に素朴な疑問なのですが、な
ぜボトムターンが必要なのでしょ
うか??
ぶっきらぼうな質問ですみません。
20代女性Yさま
Yさま。いつも読んでくれてあり
がとうございます。
ボトムターンのやり方についての
質問が多い中で、この質問は私の
中で「なるほど…」
そう目に止まりましたので、今日
はボトムターンがなぜ必要なのか
??
この観点から書いてみたいとおも
います。
まず、波のフェイスに乗ってアップ
スンをしている雀のイメージをして
みてください。
雀です・・・
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/ieacbfb49ab71d096/version/1546431545/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/ife0a84ac22885191/version/1546431550/image.jpg)
アップスンをした雀が小さな羽を
パタパタしながら波に乗っていま
す。
ボードに乗っている訳ではないの
で正確には飛んでいますが(笑)
すると、翼を大きく広げたワシが
後ろ側から迫ってきました。
雀は殺気を感じ、必死でアップス
ンをしながら加速をかけて全力で
逃げきれるように頑張りました。
しかし
ワシはどんどん迫ってきます・・・
雀は、もうだめだ・・・
食べられるーー
そう、思った瞬間に、波のボトム
から大きな翼を広げ、ビッグター
ンで雀を抜き去りました。
まずはこの状況を頭の中で描い
てみてください。
翼の大きさの違いか??
その視点では考えないでください
ね(笑)
つまり、波のフェイスにへばりつき
ながらちょこちょこ走る雀よりも、
大きな動きでボトムターンをする方
がスピードが早いという表現をして
みました。
そして、乗っているラインが大きい
為に、見た目もぜんぜんかっこよく
なるんですよ。
>なぜボトムターンが必要なのでし
ょうか??
この質問の答えは、波のフェイスだ
けを走るよりも、ブレイクする瞬間
のリップの下を走った方がスピード
が出るということです。
ライン取り(波に乗る軌道)を大きく
一本の太い弧を描くようイメージす
ると、ワシのように雀を抜ける程に
変わっていきます。
今日は鳥を使って表現してみました
が、伝わらなかったらごめんなさい
。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/i87f448d5c3ea8875/version/1546431557/image.gif)
次にボトムターンをすると、見て
いる人にインパクトを与える話を
自分の経験から伝えたいとおもい
ます。
昔、オーストラリアのスーパーバ
ンクでサーフィンをしていた時の
お話しです。
沖で波を待っていると、極上のレ
ギュラーが入ってきました。
サイズは頭くらいで見るからにマ
シンブレイクの波でした。
絶好なポジションだったため、切
れた波のピークからのテイクオフ
です。
満面な笑みでボードを漕ぎ出し、
手を付いて立とうとした瞬間その
波の奥から抜けてきたサーファー
と目が合いました。
私はビックリしてあわてて板を失
速させて、そのサーファに目で
「Sorry」と訴えました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i79b2c2696595cad2/version/1546431564/image.jpg)
するとそのサーファーは、ボトムで
ピタッと静止した状態でこちらを見
て「ニヤッ」と私を見ながらトップ
に上がってきました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i6813cc202e8c10c9/version/1546431571/image.jpg)
こんな感じです・・・↑
私は波に乗れなかったことよりも、
飛び上がってきたことよりも、違
う意味で「衝撃」をうけました。
それは波の上から見た、そのサー
ファーの姿は、深いボトムターン
をしているのにも関わらず、ピタ
ッと静止しているかのように見え
たことです。
しかも、体勢を埋めながらこっち
を見て、ニヤリ。
その衝撃的な映像は20年経った
今でもハッキリ頭の中に残ってい
ます。
深いボトムターンをすると、同じ体
勢のままレールを入れているので静
止して見えることが定義なんだと分
からせられました。
これをやるために、サーフィンにど
んどんハマってしまったと思います。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/i56e796906ce45df8/version/1566721328/image.jpg)
スーパーストイックシステムでは
三段階に渡って構成されています。
第一部は基本を徹底的に練習して
第二部では技を仕上げていきます。
そして、第三部はこの究極のボト
ムターンを練習していきます。
自分がどのレベルまでいきたいの
か?
一つ一つ課題をこなして、自分の
限界をこえるサーフレベルになっ
て欲しいと願っています。
この機会をお見逃しなく!!