重力に負けない姿勢を作る2
オフザリップ編5
ボトムターンからスピードを付けてリ
ップへ駆け上る!!
この基本的な動作をご紹介しています
が、リップへ駆け上がった後の動作が
とても難しいですよね…
波は常に期待を裏切るかのようなブレ
イクをするので、臨機応変で板の返し
方が変わってきます。
そうなると、臨機応変で対応できる為
にも、もう一度、リッピングの基本動
作とは何か??
これを考え、仕切り直しで考えましょ
うか…
そもそも、失敗する原因から考えますと
…
波のトップで板と身体が離れたり、板を
返した後にノーズが刺さってしまうこと
が多々ありますね??
これは、ずばり!!
重力に負けた姿勢でトップへ上がって
いることが最大の原因です・・・
板を速く返そうとするあせりで、着地
しようとする意識が身体の左側神経回
路を使ってしまうことですがすべての
要因!!
※グーフィの方は右側
進行方向左側へ意識を取られてしまう
んですね。
波のトップで耐空時間を作れという事
は、身体の右側神経回路を意識して、
上に持ち上げる事が重要です。
従って、左側に意識を持つと真逆の動
作をしてしまっているんですね。
左側意識が滞空時間を作れない原因で
す…
意味が伝わりますか???
では、
失敗した時の記憶を思い出しましょう。
左肩や前足で板をボトムへ落とそうと
していませんか???
その意識が失敗を招きます…
ここで写真を見ながらイメトレしまし
ょうか↓↓
まず軸足ジャンプから波のトップへ上
がる時、効き手と後ろ足加重を強めて
右側神経でジャンプします↑↑
先ほどの左側神経回路を意識してしま
うと、左肩で板をボトムへ落とそうと
してしまいます。
そうすると!!
必然的に肩甲骨が下がります。
耐空時間を作るには、肩甲骨を上げて
上半身を左側へねじる姿勢を作ること
です↓
そのねじりとは両肩を水平に回すこと
!!
ピンポイントで言うと、左肩を水平に
後ろ側へ引っ張る意識が重要です↑↑
そして、この写真2枚目に注目!!!
最後に前足で板を落とし込んでいます
ね??
この意識が中級者です!!
板のふり幅が1/4くらいになり動き
が小さいですね??
前足で板を落とすと、このように板の
ふり幅も小さくなり、波がホレると刺
さりやすくなります。
前足で落とす意識は左肩が下がるんで
す!!
左肩と前足意識で板を落とそうとする
概念を今日から書き換えてください…
いいですか!!
このブログシリーズは最後にオフザト
ップへ向けて書いていきます。
フィン抜きたいですよね??
従って、基本となる動作をここでしっ
かりと作り上げる意識を持ってくださ
い!!
その為のステップとして、まずは波の
トップで重力に負けない姿勢を作る練
習からとことん作り上げていきましょ
う。
「右右の法則」でトップへ上がり↑
両肩を水平に回しますが、スープ側を
見る意識ではより肩は回ります。
つまり、首の筋肉を使うことです!!
上の写真が滞空時間を作るねじりです
↑↑
そして
そのまま肩甲骨を落とさないで左肩を
上に持ち上げるんです↑↑
前足で板を落としにいっていませんよ
ね??
板の角度は水平ですよね??
そして、板のふり幅も180度!!
ピンとこない方↓↓
上の写真を見比べると、前足で板を落
とす姿勢と、後ろ足軸で返す姿勢との
違いが一目瞭然ですよね↑↑
この違いは左肩の使い方が甘いとこの
ような差がでるんです。
左肩を下げないように大きく開く練習
をしてください。
いいですか、言いたい事は!!
どんな波の形であろうが、重力に負け
ない姿勢を作り身体の右側神経で板を
返す意識を持つことが重要ということ
!!
従って、板を前足で落とし込もうとす
ると左肩も下がり、アグレッシブには
ならないことを完全に理解してくださ
い・・・
この分部を踏まえて!!!
もう一度イメトレです。
今日のお手本はブリアナ
【MONSTA10】
■5'9×18 1/2×2 1/2 25.5㍑
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ブリアナ曰く、腹筋が命だそうです…
では、オフザリップへ仕掛けに行った
時に波が厚くなった処理方法。
耐空時間を作る身体の持ち上げ方!!
左肩を下げない意識練習です!!
まずは復習。
ボトムターンでレールを入れる時も、
身体の右側神経回路を使いレールを入
れることです↑↑
後ろ足で前に送り出す力を常に意識し
てください。
軸足ジャンプも身体の右側神経回路を
意識して行います↑↑
ジャンプの踏み切った後も後ろ足でテ
ールを押さえ込む意識が重要です。
そして、
波のトップでも身体の右側神経回路の
意識を保ちます↑↑
右手を前に出すことで、左肩が開くと
いう姿勢を完コピするんです。
そして、ここから。
いいですか!!
波のトップへ上がったら、まずは滞空
時間を作る意識を持ってください。
この意識を持つだけでも背骨が伸びま
す。
身体を上に持ち上げるように伸ばし、
脇を伸ばす力で肩甲骨を上に持ち上げ
ます。
その意識を持って、効き手を前に伸ば
していく力を使い左肩を水平に回す練
習をすること!!!!
意味、伝わります??
要は、身体を上に持ち上げる意識で両
肩を水平に回せということ!!
その滞空時間を取る姿勢を作れてこそ
、後ろ足軸でテールをコントロールで
きるようになります。
右右の法則は最後の最後まで有効です
・・・
この動作を覚えることで、臨機応変で
板を返せるようになる根源です・・・
まずは、上半身を上に持ち上げ!!
そして、両肩を回して左側へねじる!
理解しましたね??
では、次に思考で理解したら、この動
作を体に覚えさせる作業をやるんです
↓↓
重力に負けない姿勢は腹筋で身体を持
ち上げます。
さっき、ブリアナが腹筋が命って言っ
てましたね。
そして、軸がブレにように両肩を水平
を保ち左向き強化することです↑↑
身体のねじり限界まで回してください
。
腹筋崩壊しますよ(笑)
この上の写真を見てから下の写真を見
て見ましょうか↓↓
このフィジカルどうりに力を使ってい
ることを読み取れますね↑↑
そして、さらに↓↓
レギュラーフッタの方は特に左捻りを
強化しなければいけません・・・
重いボールを持ち、左振りをすると両
肩の水平を保つ練習になります↑↑
この左捻りを強化することで厚い波で
も、ホレた波でも、ボードをコントロ
ールする滞空時間を作りあげることが
できるんですね・・・
どうですか??
この重要性に気づきましたでしょうか
??
知識を得て実践トレーニングをするこ
とで、納得できるんです!!
フィン抜きリップ、やりたいんですよ
ね??
フィジカルをやってください…
今日はここまで!!
オフザトップと言うのは、波が崩れる
前に板を返し切る技です。。。
今は、これが主流の返し方。
上の写真の上半身の高さをよーーく見
てください↑↑
板を返し切った姿勢は上に持ち上がっ
ていますよね↑↑
ここに気づいて、フィジカル強化をや
っておいてください。
次回のブログからはボトムターンから
フィン抜き編となりますのでお楽しみ
に…