![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=535x1024:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i056e40f9e079d5a2/version/1546250700/image.jpg)
フローターについて書いてみたいとおもいます。わりと難易度は低い?
後ろ足加重編
前回、と言っても結講前のはなしで
すが、フローターブログ では
「グラインド」のはなしをしました。
軸足を使ってボードを振るように着
地することで、見た目のライディン
グに印象を与えるということでした
が、今日は波が空洞になってしまっ
た時の対処の仕方を取り上げてみた
いとおもいます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=720x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i52cf8296aacc7b2f/version/1546250710/image.jpg)
フローターとは、崩れてくるリップ
に乗り上げて、次へのセクションに
繋いでいくパターンと、最後の締め
技として行うものと、2通りありま
す。
リップに乗り上げて繋いでいくフロ
ーターは、アップスンの延長線の動
きに近い為に、わりと簡単にできて
しまいます。
しかし、もうひとつの締め技として
行うフローターは、波に乗り上げた
時に、空洞になりやすく、危険をと
もないます。
みなさまもそんな怖い経験したこと
があるとおもいますが、その恐怖感
を覚えてしまうと、攻めることを遠
ざけてしまうので、ここはしっかり
と練習するように心がけていきまし
ょう。
下の連写をご覧下さい
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=png/path/s31b4809200cd0d0c/image/ifee975a3b8d16ec8/version/1546250832/image.png)
乗り上げて波が空洞になってしまっ
ても、大勢を低く保つことで安定に
つながっていきます。
そしてさらに連写のように、右手で
レールを持ってバランスをとること
でリップの崩れるタイミングと同時
に着地することができるようになり
ます。
ここで1番練習しなければいけない
ことは、体勢を低くするということ
です。
ボトムからトップに乗り上げる時に
は、ほとんどの人はヒザが伸びてい
る状態で仕掛けてしまいます。
そこで、改良していくには
リップにめがけてジャンプしながら
ヒザを曲げていく動きを練習してい
きましょう。
ここが1番の重要課題です!!
そうすることによって、体勢を低く
たもてるようになっていきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/i48b24a78f7730c4d/version/1546250746/image.gif)
そしてこちらの連写は、アップスン
の延長線でのフローターですが、ト
ップに上がった瞬間には、しゃがん
だ状態を保っています。
手でボードを押せるくらいな低さで
す。
今日の1番言いたいことは、体勢を
低くした時の目安として、手がボー
ドに触れるくらいではないとダメと
いうことなんです。
それが「ヒザを曲げる」ということ
です。
自分の感覚でサーフィンをしている
と、かなりヒザを曲げていると思う
時があるとおもいます。
しかし実際に自分のビデオを見ると
1ミクロンも曲がっていません(笑)
したがって、ヒザを曲がっている判
断基準とは?
手のひらで
ボードに触れるか?
または、水面を触れているのか?
このようになっています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/ib90f789f488225a4/version/1546250819/image.jpg)
前回のブログでも言いましたが、技
に入ろうとする瞬間にヒザを曲げて
いこうとしても、実際にはそう簡単
にはできないはずです。
したがって、いつもひざを曲げてい
る乗り方に変えていく必要がありま
す。
テイクしてから立った瞬間には、軸
足のヒザの角度を最低でも90度の
形を意識してボードの上に立つこと
が始まりなのです。
そしてさらに、その形を常に作るた
めには何を意識すればいいのか??
そのように1個手前の法則で考えら
れ、作り上げていったものがスーパ
ーストイックシステムのベーシック
コースのプログラムです。
みなさまもがんばってヒザを曲げて
いきましょう!!
WCT選手の使うサーフボードとは、
車で例えるなら、F1のようなもの
です。
ライダーのこと細かい注文に合わせ
て作りあげていきます。
一般の方はそこまでする必要はあり
ませんが、ただし自分の乗り方にそ
ぐわしいボードをチョイスすること
が上達への近道にもなっていきます
。
ベーシックのプログラムにある、レ
ールを抜く練習などは、ある程度の
パフォーマンス性の機能がなければ、
いくら練習しても絶対にできません。
そういう意味でもやりたいことをで
きるボードに乗っているのかを知る
ことが重要となっていきます。
私はお店をやっていることもあって、
お客様の欲しいボードタイプを尊重
して提供しております。
しかし、スーパーストイックシステ
ムでは、この動きをやるのであれば
こういうボードに乗るべきであると
主張させていただきます。
それが、自分に見合う、そぐわしい
サーフボードになるからです。