今日から8月に突入!
なんか時間の流れが速すぎませんか??
上級パドリング3
昨日のお店でのできごと…
海の帰りに立ち寄ってくれたMさんと
の日常会話となります。
:てんちょ~!!
:今日はなんだかテイクオフが凄くい
い感じで波に乗れたよーー
おぉーー、
それは良かったね。
テイクオフが良い感じだと、横へ行く
回数も増えるから楽しいでしょ??
:そうなんだよねーー
:今日は岸までロングライドがたくさ
んできたので最高に楽しかった!!!
それは良かったね!!!
なにを意識したらテイクオフが上手く
いったの??
:やっぱりうねりに持ち上げられる前
にボードを水平にする意識でバタ足を
早めに仕掛けたら、板が波の前にスー
ッと出るので、すんなり足を置けたの
が一番の理由かな・・・
:立つ時にもボードが水平なので構え
る意識で立つのが余裕が出てきた感じ
!!
余裕がないとできないからね。
それは、ホントに良かった!!
:てんちょ~、ちょっと聞きたいこと
があるんだけどいいかな???
今日は前回のブログ
「ボートのプロペラのようにバタ足を
しろ」
:って書いてあったんだけど、その意
味がまったく分からなかったので教え
て欲しいんだよね・・・
アハハーー
その文章にヒットしたんだ(笑)
ある意味天才だよ!!
ボートのプロペラが回転するようにバ
タ足をするってさぁーーー
形体的な意味ではなく、動力的な例え
で書いたんだよね(笑)
テイクの出だしの加速を掛ける動力の
問題なんだよね。
簡単に言えば、こんな感じ↓↓
モーターボートってプロペラの力で
加速していくでしょ??
しかも、後ろに必ずついているのが
ミソ!!!
プロペラをボートの真ん中に付ける
よりも後ろに付けた方が速いという
ことだよね??
ということは、
テイクのパドルの出だしも、そのプ
ロペラの動力と同じようにバタ足で
テールを全開に沈めてスタートした
方が当然、速いってことでしょ??
一応、
初速の計算式も書いておいたから!
:なるほどねぇ・・・
:だから今日は早めにバタ足を仕掛け
たからテイクが上手くいったんだな…
:そして、プロペラ動力の計算式が
a (f t/a 2) ね!!
:って、分かるかぁーーー(=゚ω゚)ノ
:てんちょ~、やっぱり天才を超えて
変態の域に達しているねぇ(笑)
:それとさあ、
あともう一つ教えて欲しんだけど、い
い??
どうぞ、どうぞ(笑)
:テイクオフのボードの沈め方なんだ
けど。。。
:みぞおちを少し浮かせて肋骨だけで
板を押さえろって、言うけど、具体的
にはどこの部分の骨???
やっぱりそこね!!
Mさん、やっぱり、頭良いよ!!
じゃ、今度は人体医学の時間ね(笑)
この写真を見て↓↓
肋骨って言っても、骨は6本あるから
ね(笑)
3と4番の一番出っ張っている骨だよ
!!
白〇部分!!!
赤丸の溝おちを浮かせることで加重の
力のかかり方が違うのはわかるよね??
:写真見ると分かりやすーーい!!
;肋骨だけに支点を置けってそういう
ことね!!!
そう、そう・・
そして2枚目の写真は支点でのボード
に付く体の面積と、その力のベクトル
の写真↑↑
へそに力を持っていくには白△の面積
で押さえ込まないと無理でしょ???
:うん、分かる、分かる!!!
:板を挟み込むには上半身をへそ側に
力をもっていかないとダメだから、肋
骨から下の力を使うってことね!!!
さすが、大正解!!!
今度は生身の人間で見てみようか↓↓
JSライダーのジュリアンね!!
力をへそに持っていくには黒丸部分
だけに支点を取るということが理解
できるでしょ???
:うん、うん。
:みぞおちで支点をとってしまうと、
左右の肋骨の力が分散しちゃうよね
??
:そう、そう!!
:肋骨の骨だけで押さえろって意味が
分かったでしょ??
この写真の肋骨見て↑↑
:わーーぉ、凄いーーーー
:こんなに腫れ上がちゃっうんだ!!
これをギョザの形に似ているからギ
ョウザを使えって言う表現をしてる
でしょ???
ブログには書かないけど(笑)
:なるほどねぇ…
;要は肋骨がギョウザのように腫れ
上がっていなければ、使えてないっ
て事ね!!!
そう、そう。
そうしないと、重心がへそに来ないの
で板を水平に沈められないってことね
!!
:じゃ、さぁ・・・
:普段の沖に出るパドルはギョウザは
使わなくていいの???
ここで、下の写真のパドルの体勢を見
てみようか↓↓
:縦線見ると分かりやすい♡
:乗っている位置がぜんぜん違うーー
みなさんも一度は必ず言われる言葉で
「パドルは胸を反ってやってください」
こう、言われることあるでしょ??
たしかに
その表現は間違えないんだけど、もう
少し具体的な表現で伝えたいので!
「みぞおちを浮かす」!!!!
こっちの方がより、具体的じぁない?
:たしかに、ムネを反れって言われて
も、ムネの反り具合はどれくらいなの
かを考えちゃうけど、みぞおちを指1
本分浮かせろ!!
:こっちのほうが迷わないよね!!
さっきの質問に戻るけど、普段のパド
ルでもみぞおちをほんの少し、2mm
でも浮いていれば、肋骨が支点になる
でしょ?
3番、4番ね(笑)
パドリングの状況に応じて
みぞおちの浮き具合を上手く調整で
きるように心がけることが大切だよ!!!
:みぞおちの浮き具合の調節ね!!!
:無論、みぞおちを空けているスペー
スが大きければ、肋骨の加重が倍増す
るから板をより、沈められるってこと
よね??
もちろん、そう言うことです!!
:てんちょ~、今日も、より、
深く理解できた!!!
:ありがとう♡
とにかく、テイクさえモノにしてしま
えば、次の課題の練習に集中できるの
でなんとか頑張ってね!!!
とにかく!!!
ボードを水平に保つパドリングを死
ぬほど練習することです。
そうすることで、本当にいろいろな
見方が変わっていきます。
ないがしろにしては、テイクオフの
スピードを今以上に上げることは絶
対にできませんよ・・・
ストイックにサーフィンと向き合っ
ている方限定にお伝えしていますの
で、ご理解くださいね!!