![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=507x1024:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i2184b2c8ce499407/version/1546544779/image.jpg)
カットバックとスラッシュバックの違いはなんですか??よく聞かれるので
今日はそのお話です。
まあ、簡単に言ってしまうならば
、カットバックは波のトップでし
っかりとターンをするイメージで
、スラッシュバックは急転換する
よいうような感じですかね。。。
技をしかける波のセクションも、
スラッシュはフェイスが張ってい
る時に仕掛けるのがもっとも多い
です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i737f7580e077ad10/version/1546335587/image.jpg)
軸足でおもいっきり、
エグル!!スプレーを飛ばす!!
この動作が基本となっております。
よくトップターンやスナップバック
という言葉も耳にしますが、みなほ
ぼ同じと考えて良いと思います。
トップターンはリップを舐めるよう
にしかけ、スナップは上半身をねじ
り込むようにボードを回転させます。
今回のスラッシュバックを覚えてし
まえばいくらでも応用が利きますの
で、しっかり勉強してみてください
ね。
スラッシュ・バック
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/i1a551316a24e98b9/version/1542007156/image.gif)
それではパーコのスラッシュを見てみましょう!!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i9546c46e86ce8484/version/1542007171/image.jpg)
まずはボトムからリップをよく見
定めて、トップにあがる体勢を作
ります。
この時にはトップで回転してるイ
メージを頭に描いていないと、中
途はんぱな仕掛け方になってしま
うので、おもいっきりのよさが必
要です。
ヒザを曲げて一気に飛び上がりま
しょう!!
最終的には、ボトムターンの練習
も必要になりますので、念頭に入
れておいてくださいね。
トップに上がったら、レギュラー
側の波の先を絶対に見ないこと!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i123cab41fe6b1cae/version/1542007236/image.jpg)
スピードに乗ったボトムターンから
トップに上がる時点で、上の写真の
ような態勢をイメージしていなくて
は、ここまで板をねかせることはで
きません。
左手でバランスを取りながら、軸足
一本で回転させる気持ちが大事です
。
前足は左側面の小指で軽く押さえて
いるだけなのが分かりますか??
足首がやや内側に入っていますので
、あまり前足には体重がかかってな
いということです。
トップに上がった時点で、いかに軸
足に体重を乗せるかが、ポイントで
す。
まずはトップにあがった時点で、軸
足に体重をおもいっきりのせてみま
しょう!!
そして、次に大事なのは、進行方向
(レギュラー側)を絶対に見ないでく
ださい!
進行方向を見ながらターンしようと
すると、右肩がまわらず(遅れる)為
に後ろ加重になりやすく、ボードの
左側エッジが噛んで失敗してしまい
ます。
この失敗を防ぐためにも、トップに
上がった時点で後ろ側を見ていなく
てはいけません。。。
右手を使って誘導するのが一番手っ
取り早いです。
WCT選手はここからが違ってきます!!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i6c04039e11e24948/version/1542007310/image.jpg)
ボードを回転させた後、さらなる
スピードをつけるために左腕を水
面にいれることで体の軸を安定さ
せています。
そして、右手のひねりと軸足を連
動させて、テールをよりおもいっ
きり蹴れる体勢を作ります。
この態勢で前足のヒザが開かない
のは考えられないモモ筋の力が必
要です。
ここまでの動きはちょっと進み過
ぎですが、カットバック同様に左
手を水面に入れてみてください。
前足加重のタイミングをつかむのが秘訣!!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i3f28528a6845bc43/version/1542007372/image.jpg)
テールをおもいっきり蹴ってスプ
レーを飛ばします!!
この時点でさらにテールを蹴り込
みながら、だんだん前足加重に移
って行きます。
蹴り終わったらすぐに、ボードを
反転させて次の動作の準備に入っ
ていますね。
その証拠に顔は左側を見ています
が、右肩が耳についています。
これは首を左に回しているのでは
なく、肩をまわしてバランスをと
り、より早くボードを反転させる
ための計算された動きなんです!!
パーコ特有の流れるような動きで
す。
常に一歩先の事を考えながら波に
乗っているからこそ、流れるよう
な動きになっていきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i5867f04773a82adc/version/1542007449/image.jpg)
連写でじっくりご覧下さい↓↓
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/i67c5e24da1a3a7c0/version/1542007461/image.gif)
上の連写で左手が水面に入れて、
右手は前に出している形をとるの
が理想です。
パーコとケリーのスラッシュを比べてみました。
波質も若干違うと、手の上げ方も変
わっていきます。
左肩を大きく横に引っ張るのは、フ
ェイスが張っている時で(パーコ)上
に大きく引っ張るのはフェイスが張
ってこない波での形になります。
(ケリー)
二人とも右手の巻き込みは、右肩が
耳にくっついていますね。。。
これをヒントに海でやってみましょ
う!!
スナップバック
応用編 スナップバック
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i4e1488e023c5c160/version/1542007588/image.jpg)
張っている波でも、わりと厚くて
スロープがゆるい時にしかけるの
が、この縦のスラッシュです。
(スナップバック)
結構リーフなどの波質は、このよ
うに、フェイスが張っているけど
、あまりホレてこないような波が
多いです。
このアプローチを覚えると、より
バリエーションが広がっていきま
すので、是非とも覚えて頂きたい
動きです。
きっちり水面を触ってコントロー
ルしていますね。
トップからボトムへ向けて真下に持
っていくコントロール意識で!!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i15005e5b4af56e55/version/1542007658/image.jpg)
トップからボトムにねじり込むよ
うに右手を巻き込んでいきます。
スラッシュのような、左側のポケ
ットに戻るというイメージよりも
、ボトムに降りるようなイメージ
が必要になります。
オフザリップの板の返し方と大き
な違いは、リップをなめる(エグル
)ようにボトムまで降りていきます
。
テール部分がトップからボトムま
で常に波のフェイスに接地してい
るということです。
アゴとヒザがくっつきそうですね
!!
テイラーノックス特有の右手の巻
き込み方とヒザの使い方となりま
す。
軸足に体重を乗せて右手で巻き込
んでいくのがポイント!!
ボトムに降り切ったらすぐに次
のマニューバーを考えましょう!!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i262e0efdbf424d49/version/1542007787/image.jpg)
ヒザが八の字になっていますね
!!
この態勢を常に意識することを
、念頭に入れましょう。
次のスピードにつながるかなり
大事な動作です。
なぜなら・・・
ボードの押さえ方にこの秘密が
あります。
以上スラッシュバックのやり方を
ご説明しましたが、次回は小波で
の解説を違う視点でお伝えしたい
と思います。