
厚いリップでは戻る意識が大事!!
スマホ版のページ写真が小さくな
ってしまいましたが、原因はこの
HP会社のシステム改良だそうです
。
小さくなってすみません(涙)
夏も終わりに近づいて、いよいよ
本格的な台風シーズン到来です。
今日の
ビーチはクローズしてきましたが、
クラシカルポイントでのサーフィ
ンが楽しめそうですね。
うねりの向きが南東なので、西向
きのポイントではコンパクトの波
ではないでしょうか。
今日は肩から頭のサイズでかなり
良かったですよ。。。
自分の技量に伴った波のサイズで
台風スェルを満喫してください。
さて。
今日はサーフィンには欠かせない
技、戻り系のお話しです。
「戻り系」とは波のフェイスが厚
くなった時に仕掛ける技のことを
言います。
代表なのが、カットバック、スラ
ッシュバック、トップターンにな
ります。
波のトップが厚くなりフェイスが
丸くなったところでカットバック
をしかけるのは、なんとなくイメ
ージできるでしょう。
しかし、微妙なリップの厚さの場
合は見逃してしまいがちです。
なぜ見逃してしまうのでしょうか
?
それは、わざわざ戻らなくても先
に進むことができてしまうからで
す。
この、先に進みがちの乗り方を覚
えてしまうと、どのセクションで
スラッシュを仕掛けていいのか分
からなくなってしまいます。
また
大会などでは、得点の減点対象と
見なされてしまいます。
減点の視点
「走りすぎ」
「ボトムを使っていない」
「ポケットを無視」
このように評価されてしまいます
。
そこで、まずアップスンでしっか
りスピードをつけられるようにな
ったら、次のステップへ練習する
技はスラッシュバックです。
リッピングを練習するよりも、仕
掛けに行く数がまさるからです。
横に走れる波であれば大概仕掛け
られます。
下の連写のマチャドのスラッシュ
を見ながらイメトレしていきまし
ょう!!

まずここで一番大事なことがあり
ます。
①開く
ボトムからしっかりと波のトップ
に仕掛けにいくことです!!
よくこのブログでは
「下から仕掛ける」という表現を
していますが、別の言い方をすれ
ば、ボトムに降りる。
波のフェイスから離れる。
これをジャッジ用語では「開く」
と言われています。
つまり、ボトムターンのことです!
ボトムターンを意識しながら波の
トップに上がっていくことが下か
ら仕掛けるということです。
②エグル
波のトップに上がったなら、上半
身のリードで体を反対にひねり、
軸足でボードのテールを蹴ること
で、波のリップをエグルように回
転させていきます。
ここはポイントです!!
前足を使うとレールが引っかかっ
しまうので、軸足コントロールで
ボード回転させていきます。
③戻る
後ろ側の肩をマチャドのように引
張るように波のスープへと誘導し
ていきます。
しっかりと、スープまで戻ること
が重要になっていきます。
この一連の動きを
「開く・エグル・戻る」というよ
うなイメージでトライしてみてく
ださい。

スーパーストイックシステムでは
最初の段階の開くという乗り方を
覚えていただく事に時間をかけて
いきます。
そうすることで、「開く」という
一番難しいとされる動きを習得す
ることで、エグル、戻るが容易に
できるように変わっていきます。
左肩の開きが、まず覚えなければ
いけない初めの一歩です!!
しっかりと意識しながら波に乗っ
てくださいね。