明確なフォームを作ることが先決!!
基本動作編3
それでは、今日の練習は基本動作に従
ったバックサイドの動き方を練習をし
ましょう!!
まずは、質問からいきますよ!!
Yさんはバックサイドのリップの時に
何を意識しているのでしょうか??
:はい、板を上げること、返すことを
意識しています…
そうすると、必然的に意識することは
「トップへ上がる動き」と「板を返す
動き」の2つを意識しているというこ
とですね??
:ざっくりですが、その2つをメイン
に考えて練習しています…
そうですか…
まあ、
みなさんもそのようなイメージで練習
していると思いますが…
問題は、その2つを意識して上手くい
っているのか??
イメージどうりにできるようになって
いるのか??
ここが重要ですよね??
:そう言われると、まだまだアベレー
ジが上がったとは言えません…
そうですか…
それなら
もう少し効率を上げた練習をしたほう
が良さそうですね…
では、ここで少し思考のイメトレから
いきましょうか…
ブラジルジュニアチャンプのルアラの
写真を見ていきましょう↓↓
ボトムから波のトップへ上がり↑↑
トップからボトムへ返す動きです↑↑
この2つをイメージして練習している
ということはですよ!!
単なるイメージだけでおこなっていま
す…
なんとなく、やっている状態…
それでは
「現実的」な動きを理解していない状
態なので、すぐにできるはずもありま
せんよ…
何が言いたいのかと言うと…
分かりやすく今度はスケボーを使った
写真を1つずつ見ていきましょうか↓↓
波のトップへ板を上げる為にはボトム
でのスピードを出さないことにはどう
にもなりません…
その、ボトムでのスピードを出す為に
は「明確となる姿勢」を作り上げて、
どのような力を使うのかを理解した練
習が先決です…
後ろ足軸とは言え、細かくかみ砕くと
たくさん練習することがあります…
そして、その姿勢からトップへ上がる
為の動作は、どのようなフォームを作
るのか?
両手をどう動かし、前足はどのように
体重移動させるのか??
トップへ上がってからも板を返す為の
フォームと返す場所を特定させた身体
の使い方…
そして最後の着地であっても正しいフ
ォームと体重移動を明確にすることで
完成されていくものです…
この写真を1つ1つ見ても、やるべき
ことはいくつありますか???
:はい、写真の数どうり最低でも8つ
はあります…
:さらに、てんちょうはこの写真より
も細かく粉砕化してレクチャーしてく
れるので、実際には倍の16個くらい
はやることがあると思います…
となるとですよ…
板を当てて返すという2つの情報量と
16個の情報量では何が違うのかが分
かりますよね??
:はい、「抽象的」なモノを「現実的」
な練習をするということなので、習得
率と習得時間を早めることができると
思います…
はい、素晴らしい答えですね…
では、今日も習得に向けた現実的な
練習をしていきましょうか…
:はい、よろしくお願いします!!
バックサイドでも基本動作となる軸足
加重と上半身のリードを先行させる為
の「効き手の誘導」を使うことはまっ
たく同じです…
ボトムでリップを見上げる姿勢を軸足
で踏ん張り、効き手をそのリップへ向
けることが先行動作となります↑↑
フロントサイドでも練習した、効き手
の振りのスピードを上げるんです!!
その動作ができて初めて効き手の振り
の反動で左肩も大きく開け、バンザイ
の形を取ることができるんです↑↑
そして、その動きに合わせて軸足を
「足首を使い左回転」させることで
す…
その後ろ足首でテールを回転させる
ことで反発を使い板の軌道を上に変
える「軸足ジャンプ」に繋がります
…
この動作で「前足加重を抜く」こと
を覚えるんです…
そして、壁に前足のかかとを付けた
瞬間!!
まず、意識することは!!
「前足のヒザを内側へ向けること!」
股関節を締めると内側へ向きますね?
この動作で軸足加重をキープさせ!!
両手を振りながら頭を下に向けるんで
す↑↑
この動作もフロントサイド同様に、
「効き手を上に持ち上げる」ような振
りの速度が重要なんです!!
オタ芸の踊りをイメージするんです!!
左肩だけに囚われて回してはNGとい
うことですよ…
あくまでも効き手を上に引く力を先
行動作にして、左肩を板に振ること
を覚えるんです…
効き手の振りを使い左手を振り切る意
識を持つと、体軸のバランスが崩れな
いまま、素早く板を返せる上半身のひ
ねりを完成させるんです…
振り子の原理は効き手の引きから使う
ことです…
いいですね??
忘れないように!!
そして、最後の着地はフロントサイド
同様に、後ろ足の力で板を前に押し出
すように加重を掛けるんです…
テールを蹴り込むとは、後ろ足で「前
に押し出す力」と「下に沈める力」を
同時に行うんです…
従って、着地の時も後ろ足の力を意識
しないと前足加重となり板を振り切る
ことができませんよ…
:頭で考えながら覚えるよりも、この
ように実際陸トレで身体を動かす方が
より、理解を早められます。
:1つ1つ意識しながらやり込み、身
体が自然と動くようになれば習得でき
る確信ができます…
そうなんですよ…
明確な動作で陸トレをやることが!!
「現実的な練習」となります…
その練習を反復すれば身体が自然と覚
えていくので確実にできるようになり
ます…
つまり、今日の例えを言えば、16個
の課題をひとつずつやり込み、「点と
点を線」に繋げれば良いだけです…
そして、後は線にするまでの情熱を保
ち続けることです…
「継続は力なり‥」
必ず習得できますよ!!
:はい、一つ一つの課題を忘れずに作
りあげていきます!!
:今日はありがとうございました…
はい、がんばって練習していきましょ
う!!
ということで、スケボー練習会シリー
ズは今日でおしまいです…
みなさんも基礎動作を練習してみてく
ださいませ…
バックサイドでも、結局は板を返す場
所を見る「視線」が重要です…
いつも、お伝えしている「ボードは見
た場所」へ必ず行きます…
そう、理解できるならば、波のトップ
で板を返す場所をスープ側を見れば板
の振り幅が大きくなりキレを出せると
いうことです…
そして、スープ側を見る為には??
こう、ヒモほどいていけば、おのずと
波のトップの姿勢を軸足加重と効き手
の誘導を使って身体をひねる体勢を作
れば、スープ側を見ることができるん
です…
そして、波のトップでその姿勢を取る
為には、ボトムからトップへ上がるま
での身体の動きをしっかりと作らない
と不可能だと気づき…
ボトムからの姿勢を根本的に作りあげ
ていく練習をしていけばよいのです…
その一番重要なことが軸足加重で効き
手の誘導から上半身をひねるという基
本動作ができていないと無理だと理解
することです…
波に乗る定義とは軸足加重と効き手の
リードを使って上半身をひねるという
もの…
これがサーフィンの重要な基本動作と
なります…