![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=506x1024:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/idb698059047d5529/version/1682844711/image.jpg)
テールを蹴ってフィンを抜く板の返し方
PUとHYFIでやってみた結果
今日はJSライダーのコナー・コフィン
がPUとHYFI2.0を同じ波で乗って見た
テストライド模様をお伝えします。
どちらのモデルにするのか悩んでいる
方には貴重な情報かと思います。
まずは
コナー・コフィン プロフィール
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/iba2a27e45c02ada4/version/1682840458/image.jpg)
AUS出身29歳
身長:172㌢
体重: 75㌔
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オージーにしては小ぶりな体格です
彼が使う「XERO」スペック
5’9×19×2 5/16 27㍑
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この数値を参考にすると体重70㌔
の方だと、26~26.5㍑あたり
が調子が良さそうです。
では、写真を見ながらオフザトップ
のテールの蹴り方も同時に解説して
いきます。
意識を持って、しっかりとイメトレ
してください。
まず、PUでのライディングでのオフ
ザトップ↓↓
ボトムターンでは水面を効き手で触る
ことが重要です。
その態勢は体を前に倒しやすくなり、
レールを深く入れる動作となります。
そして、その水面を搔きあげながらト
ップへ「軸足ジャンプ」です。
踏み切る時には後ろ足首の回転と上半
身を伸ばすようにジャンプする姿勢を
必ず取ること。
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ここまでは、毎度のお話しなので復習
をかねて忘れないように!!
そして、軸足ジャンプしながら!!
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背骨を伸ばす意識が先決。
その為の動作として
効き手を上げ肩甲骨が下がらないよう
に背骨を伸ばし、後ろ足でテールを回
転させてレールを抜くこと!!
腹筋を使い板と体を引き付ける動作。
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要は、下に落ちる重量に負けないよう
に、身体を上に伸ばしながら板の方向
へひねる感覚。
※これが、上半身のひねりの極意
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上の写真を見ると、板の方向に身体を
折っているのが分かりますね↑↑
この体勢を取る事で後ろ足加重をホー
ルドできるんですね
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/ib30ca6333d28a057/version/1682914653/image.jpg)
上の写真を見てみましょう↑↑
効き手を耳に付けるのと左肩の付け根
が頬に付きそうなくらいの体勢ですよ
ね↑↑
肩甲骨を上げ、身体を折り、そして、
ボトム側へ板を返す意識をこの波の頂
上で作り上げていることがすべてとな
ります。
そして、若干、身体を板の方へ丸めて
いますね???
この動作が「腹筋」を使い体を前に折
る意識とボトムにひねる意識で上半身
のひねりのスピードを上げていけるん
です。
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そして、今日のメインとなる板の返し方
前足のかかとをお尻の真下に引き込むよ
うに板をスライドさせます!
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※この動作が先決
そして、
その前足のかかとがお尻の下に引き込
みながら!!!
後ろ足でテールを波の裏側へ蹴るよう
「押さえ込む」というのが正しい解釈
となります。
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前足の引き込みからテールを蹴るです!
そして板が回転したらすぐに着地とな
りますが!!!
前足を踏み込んではNGです!!!!
上の写真のように両ヒザを付ける形を
作り「両足で板をはさむ力」
加重比率を5:5にするんです。
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ホレた波で板を返し、前足で踏み込む
とパーリングします。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i02631d3ad5faf88b/version/1682915362/image.jpg)
上の写真のヒザの形をよく見てみまし
ょう↑↑
両足に加重をかけているのが分かりま
すか???
そして、この体勢をどこかで見たこと
がありますよね??
はい。そうです!!
テイクオフは立つんじゃない!!
「構える」姿勢を作れ!!
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テイクオフの立ち方がきちんとできて
いないのに、リップの着地の時だけヒ
ザを絞れますか???
というお話しをいつもお伝えしていま
すね。
このようにオフザトップとは、波が崩
れる前に自力で板を返すことが本質と
なります。
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では、次に
HYFI2.0でのオフザトップをみてみま
しょう。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/ia1e99d7d1f705bf8/version/1682842811/image.jpg)
まず、はボトムターンから軸足ジャン
プ。
コナー曰く
「HYFIは軽いので、レールを深く入
れるのがPUよりもラクだね!!」
このように言っていますが、軽い分だ
けに体重を乗せやすいことですね。
そして、レールを深く入れた分だけに
波のトップへ上がるスピードもアップ
していきます。
先ほどのPUのリップよりもレールが抜
けていないのは、上がるスピードが速
いこということ。
従って
HYFIとPUの一番の違いはこのポイン
ト↑↑
上がるスピードが速い分、板を返すス
ピードも速くなることで、波のトップ
で余裕が生じ、ポケットギリギリまで
板を蹴れるラインを取れることになり
ます。
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要は、テールをより、蹴れることでノ
ーズがスープ側に向きながら着地がで
きることになります。
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簡単に言うと、板の返すスピードがH
YFIのほうが断然速くなるということ
ですね!!
では、分かりやすいように先ほどの
PUとの写真を見比べると、その違い
がよくわかります。
ノーズの向きを見てください。
これは、テールを深く蹴っている違い
が分かるポイントです↑↑
重要なことは、同じ波、同じセクショ
ンということです!!
着地の仕方も違いますね↑↑
コナー曰く、
「板が軽い分、小波ではHYFIの方が
アグレッシブに攻められるから気分
は良いよ!」
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このように言っていますが・・・
小波ではありませんね(笑)
ということで!!!
板の軽さでリップのスピードが大幅に
変わるので、アグレッシブに攻めたい
人はHYFI2.0が押すすめかと思います。
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=683x10000:format=jpg/path/s31b4809200cd0d0c/image/i67e27488cfb11e84/version/1682843880/image.jpg)
オフザトップでのFIN抜きを練習した
い方には、HYFIの方が軽いだけに手
応えを感じ取れるということです。
とにかく、リップでテールを蹴って板
を返す形は、見ていても当然カッコい
いものです。
今日お伝えした、波のトップでの体勢
を重力に負けない形を取るために、背
骨を伸ばし、肩甲骨を上げる練習をす
ることで、必ず見えてくるものがあり
ます。
まずは軸足ジャンプからこのポイント
をしっかり、やり込んでくださいませ
。