レールの入れ方を見直すこと!!
「テールを沈めて回す」
アップスン番外編
:てんちょう、こんにちは!!
:いろいろ意識練習しているのですが、
速いブレイクでは頭が真っ白になって横
へぜんぜん行けないんです…
Nさん、こんちは!!
それ、ほんとうに分かります…
いろいろ考えているのに急に波が来ると
頭が真っ白になってしまいますよね…
:そうなんです…
:何か良い方法ありますかねぇ…
あります、あります…
思考の領域から透き通る世界にいくまで
には、陸トレで何度も何度もやり込んで
身体に覚えさることで、考えていたこと
を無意識に形に表せます…
:透き通る世界が分かりません 笑
とにかくですね…
陸トレを積み重ねることが本当に重要な
んですよ…
そして、その陸トレは、海での動きを明
確にできる為の「正しい動き」を習得す
ることが絶対条件となります…
:はい、スポーツは基本フォームが命で
すものね…
そうすると、まず、最初にやるべきこと
はサーフマインドを作ることから始めま
すよ…
思考からの現実世界を作るという流れ…
いいですか、ここから透き通る世界に入
りますのでよーーく聞いてください…
そもそも
速い波を抜けるには、素早いテイクオフ
で立ち、アップスンを行うということを
頭に描いてください…
そして
そのイメージした素早いテイクオフの立
ち方と↓↓
【立ちながら】ボードを【横へ向ける】
動作を重ね、フェイスにへばり付きなが
らアップスンをしていきます↓↓
この4枚の写真を見て頭に描いたイメー
ジと一致させることです↑↑
:はい、描きました…
そして、次にですよ…
この4枚の写真の動作を深堀りしていく
と、まず「波のハイラインで立つ」テイ
クオフの技術と!!
立ちながら「ボードを横へ向ける技術」
を連動させることを練習していけば良い
というマインドを作ってください…
:はい、できあがりました…
では、次にですよ!!
テイクオフでハイラインで立つ為には?
まず
ここから1つ1つの動作を作りあげてい
きますよ!!!!
:はい、お願いします…
では、いきましょうか…
速い波ほど、ボードと身体を「水平」に
したパドルをして、自力で波の前に出る
スピードを付けることが最初の動作です
…
これは、このあいだの練習でやり込んだ
ので大丈夫ですよね??
:はい、まずは足を開かないことから注
意しています…
いいですね、、、
では、その自力パドルで波の前に出たら!!
次に…
立つ時にノーズを沈ませることで失速を
免れる為の手の付き方が重要になります
↓↓
肘を上に上げて「肩甲骨」を寄せながら
左肩を「内側へねじる力」を入れること
です…
左右の手はずらして置いてください…
ポイントは無意識に手を付く時点で加重
を掛けられないので、肩甲骨を寄せて手
を付く感覚を身体に覚えさせることです
…
そして、次に
この手の付き方で加重を掛けれるからこ
そ↓↓
左手に全体重を乗せながら足を置く動作
を繋げていきます…
:どうして左手に加重を掛けるのですか
??
その質問は、本当に多い部分です…
いいですか??
下の写真をよく、見てください↓↓
この左手の力を使う意味は、足を付く時
に失速させない為の押す力と!!
立つ姿勢を進行方向へ向ける為の動作だ
ということです…
:??
右手の力を使ってしまうとボードはボト
ムへ落ちてしまうので、立ってすぐに横
へ向くことはできないと思ってください
…
:下を向いてしまうのは、右手の力を使
っているということですね??
そのとうりなんですが…
一番重要なことは…
左手の力だけで起き上がると、顔もフェ
イスに向けやすくなりませんか??
:たしかに、そうですね…
進行方向を見る為にも顔を上げて身体も
その方向へ向けるからこそ!!
「立ちながらボードを横へ向ける動作」
が連動しているということです…
つまり、立ってすぐに横へ行く為にも!
テイクオフは身体をひねりながら立つイ
メージを作ってください…
:なるほどです、だんだんイメージが鮮
明になってきました…
従って、速いブレイク程、左手の力は全
体重を乗せてボードを走らせるので、フ
ィジカル要素がないと簡単にはできない
技術だと理解して、意識を高めてくださ
いね…
:はい!!
では、次にいきますよ…
テイクオフで立ちながらボードを横へ向
ける動作を連動させていきますが!!
いいですか、このやり方を最初に答えを
言うとですね…
ボードを真横へ向ける技術とは!!
「テールを沈めて回す」ことです…
:???
:ぜんぜん、イメージがつきません…
そうなんです…
なぜかと言いますと…
そもそも、みなさんはボードを横へ向け
る動作とは、レールを入れるイメージで
行いますよね??
:はい…
そうすると、レールを入れる動作はつま
先で入れるもの!!
こう考えますよね??
または、無意識につま先で入れるクセが
付いていますよね…
今、レールを入れる時の動作を無意識に
やってみてください…
:はい
:両足のつま先に力を入れてレールを入
れています…
問題はすべてそこにあります…
両足のつま先でレールを入れるというこ
とは前足部分もつま先でレールを入れて
いますよね??
:はい
では、立ちながらその動作でレールを入
れてボードを真横へ向けることができま
すか??
って、話しです…
:んーー、話しが難しくなってきました
…
:少し頭が混乱してきました…
簡単に言うとですよ!!
立ちながらつま先でレールを入れたら転び
ませんか??
物理的に不可能ですよね??
:前につんのめります…
そうすると、ですよ!!
つま先でレールを入れる人は、立ってか
らボトムへ降りながら姿勢を正してから
レールを入れることになります…
:そっか…
:それではもう、波は崩れてしまってい
ますね??
はい、そのとうりですね…
となると…
どの力を使ってレールを入れるのか??
この部分を把握しておきましょう…
そもそも、つま先意識でレールを入れる
と下の写真の姿勢になります↓↓
重心が前に倒れるので、猫背になりお尻
が出る姿勢でレールを入れています…
:なるほどです…
:自分の映像を見てもお尻が出ています
…
では、2枚目の写真はくるぶし軸でレー
ルを入れた姿勢です↑↑
:軸を真っすぐにすると「かかと」でレ
ールを入れるのが正解ですか??
かかとだけでレールを入れる訳ではありま
せんが…↓↓
正解は「母指球」と「かかと」でレールを
入れますが…↑↑
くるぶしに意識を持ってレールを入れろと
言われても、無理ですよね??
:くるぶしは意識できませんね…
そうなると、かかとに意識を持っていけ
ば、母指球を使わないと後ろに転んでし
まうので、「かかと軸」の方がわかりや
すいですよね??
:てんちょうの言いたいことが見えてきま
したーーー
:つまり、テイクオフで「かかとから立て
」と言うのは、このくるぶし軸で起き上が
り!
:両足のかかとを使ってボードを真横へ向
けられることに繫がりますか??
はい、大正解です…
透き通る世界に近ずいてきましたね 笑
では、この重要な部分を理解できれば、最
初に行った「テールを沈めて回す」動作が
なんとなくイメージつきますか??
:正直、まだそこは、分かりません…
では、実際にやってみるのでよーーく、見
てくださいね↓↓
後ろ足で前に押し出す力を入れてボード
を踏み込むとテールを沈められます↑↑
その為には両足の内旋を使わないとでき
ません…
そして
その踏み込みと同時に足首を使ってテー
ルを回して横へ向けることです…
前足はテールの動きに合わせた補足動作
として、かかとで軽く押さえているだけ
です…
この力でレールを入れると沈めて回した
反発力で波のハイラインへ上がれる軸足
ジャンプになるということですね…
:はい、見たら一発理解です…
:理屈は完璧に分かりました…
:前足加重を抜く動作もこれを見ると繋
がります…
いいですよ、いいですよーー
マインドが完成してきましたね??
:てんちょう、なんか譜面が完成したか
のように音の呼吸の始まりみたいな気分
です…
そういうことなんですよーーー
さいこうですねーーー
では、ここからそのマインドを羅針盤の
ように正確に形にしていきましょうか…
:はい、術式展開ですね…
だんだん透き通る世界を理解してきまし
たね 笑
では、では!!!
そもそも、速い波のテイクオフは立って
直ぐにボードを真横へ向けたアップスン
を仕掛ける為に立つということです!!
その為には、腹圧を使ってボードを押さ
え、波の前に自力で出るパドル!!
そして、ボードを強く押す力で手を付く
為にも、肩甲骨を寄せながら左肩の付け
根をねじり、身体を前に伸ばす意識を作
ること…
その状態から左手に最大の加重を掛けて
腰の回転を使いながら!!
両足のかかとから付き↓↓
後ろ足を前に押し出す力で加重を掛けて
テールを沈ませ、そのまあmテールを回
してボードを横へ向ける動作を連動させ
ることです↑↑
:てんちょー、やってみると分かります
がつま先意識ではボードを横へ向けられ
ませんね…
いいですね、思考と現実が一致してきま
したね…
まずは、なんと言っても、このテイクオ
フの一連動作は実際には秒で行いますの
で、何度も何度も反復練習をしてくださ
い!!
:はい、わかりました、やり込みます!
では最後に、テールを沈めて回す動作は
足だけでは上手くいきませんので、その
動きに上半身を繋げていきましょう…
後ろ足を回す動きと上半身を回す動きを
連動させて!!
ボードが真横へ向いたら、ボトムへ落とす
動きもテールを沈めて回す動作の「反転」
となります↑↑
Nさん、前回よりも数段良くなっています
よ…
:いや、てんちょう、これダンスよりも難
しいですね…
いや、いや、振り付けをちゃんと覚えてし
まえばあとはスピードを上げるだけです!
次回までには振り付けをしっかりと覚え
てきてくださいね…
:はい、わかりました!!
:陸トレと実践で試しながらモノにする
まで頑張ります!!
努力、忍耐、根性で乗り切る星座なので
期待していますよ!!
    
「テールを沈めて回す」動作が軸足ジャ
ンプとなります…
上のカノアの後ろ足のかかとが浮いてい
るのは、自分がジャンプした軌道にボー
ドが付いてくるという原理です…
■ ターンの時に前足加重が抜けない人
■ アップスンで波のハイラインへ上がれ
ない人
■ 板を縦に上げられない人
■ リップへ当ててから板の返しが弱い人
この動作で必要なことは、今日お話しし
た「テールを沈めて回す」動作ができて
いないからです…
つまり、そもそものレールをつま先で入
れるクセがあると、全部の動きが連動し
てしまっているので問題を解決できない
ということです…
この技術をさらに俯瞰すると、軸足コン
トロールがまったくできていないという
落ちになります…
本気で上達したいのであれば軸足意識の
上半身のリード先行で波に乗る為にはど
うするのか??
この深い本質を理解して練習してくださ
い…
何度練習してもできない場合はストイッ
クシステムや陸トレ教室に練習しにきて
くださいね‥
只今、スーパーストイックシステム募集
期間です…


























