段階的な練習法第７弾！
アームアクション編
やっと春らしい天気になってきました
ね。
水温も上がってきたのでブーツを脱い
で朝食を…
古っ…
そんなことで！！
今日も
ボトムターンの一連動作を復習してみ
ましょう！！
まずはボトムターンに入る前の基本と
なるフォームを完璧に作り上げてくだ
さい。
身体の右側の神経回路に意識を持ち、
後ろ足のねじりを入れ、右手を前に伸
ばし「ボードを前に滑らせるような力
を使う」姿勢を取ることです↑↑
写真の姿勢を見ながら右側のねじりを
真似してください。
この姿勢を取る事でボトムターンを仕
掛ける前の「推進力を高める」ことを
心がけてください。
身体の右側を意識して前傾姿勢で加重
を掛ける基礎フォームとなります。
このポイントはスケボーで練習してく
ださいね。
そして推進力を高めた状態で重心を低
く保ち、レールを入れますが…
前に出した右手で水面をかき上げる手
の振りを使います↓↓
この動作がアームアクションとなる
右手の動かし方と考えてください。
「前に出して後ろに振る動作」
この力を使って、推進力をより、高め
るんです。
そして！！
その右手の振りと同時に！！
後ろ足首を使いテールの向きをトップ
へ向ける軸足ジャンプを連動させます
…
後ろ足でエッジを使い、テールをねじ
り込むことで反発が生じてレールを抜
いてトップへ上がれる動作です。
この軸足ジャンプと右手の振りを同時
に行う練習をすることです。
そうすることで、身体のねじりを強化
していけます。
そして、次の動作！！！
水面を搔き上げた右手を前に伸ばして
肩の付け根を耳に付ける位置までもっ
ていきます↓↓
そして、その体勢からリップの状況によ
り
当てるのか？
エグルのか？？
判断できなければ繋がりません…
通常では、ボトムターンからリップを
見た時にアクションは決めていますの
で、この判断力も大切になります。
結局は、ボトムターンをしてもリップ
アクションを使い分けられるレベルが
ないとスピードをフルに使えません‥
従って、ボトムターンからリップアク
ションまでをセットで練習しなければ
いけませんよね。。。
その為の練習順番がアームアクション
からとなります。
では、ここからスーパーストイックシ
ステムの実践編をご紹介してみましょ
う。
まず、テイクオフからしっかりと構え
た姿勢を作り、右側に意識を持ってボ
トムへ降ります・・・
効き手を前に出し、後ろ足軸前傾姿勢
をテイクオフから作りあげることが重
要。
そのニュートラル姿勢でボトムへ降り
、右手で水面を触ることで身体も前に
倒せ、レールを深く入れられます。
上の写真では水面を触っていないので
重心が高い状態から踏み切っています
ね？？
重心が高いとは、ヒザを深く曲げてい
ないので軸足ジャンプのスピードも弱
くなります。
スピードが無いとレールを抜くことが
できません・・・
レールを抜かないとどうなるのか？？
波のトップでは、後ろ足でテールを押
さえ込めないので、前足加重のまま、
しゃがんむ姿勢となります。
前足加重が強いとテールコトントロー
ルを素早く行えないので、ゆるめのト
ップターンで処理をしてしまいます。
スプレーを飛ばした派手なアクション
ができないということです。
一般的な中級者の方はこのような処理
が多いですね。
もったいない…
そこで次に、
じゃ、どうすれば良いのか？？
ここを考えましょう。
結論から言いますと
改善ポイントは二つ！！
右手で水面を掻きあげ後ろに振る！
そして、後ろに振った右手の肩の付け
根を耳に付ける意識です！！
この右手の振りを意識してやり込むだ
けで、低い姿勢でレールを入れるよう
になります。
そして、波のトップで軸足加重を作る
練習にもなります。
まずは、右手の動きを明確に、かつ、
素早く振る練習が先です。
ではもう一度、その右手の振りを細か
く見ていきましょう↓↓
水面を搔き上げた右手を後ろに振り、
そこから大きく回すように耳の位置ま
で持っていきます↓↓
右手の肩の付け根を耳に当てる軌道を
練習することで、背骨が伸び軸足強化
にもつながります↑↑
そして、この右手を振る動作を細かく
言いますと・・・
前回のブログでもお話しした
親指の母指球を意識して動かし、肩に
耳を付けた時には「小指を上に向けた」
形を意識することです。
素早い軌道と綺麗なアームアクション
へと変わっていきます。
このように
スーパーストイックシステムでは、実
践映像から抜本的な改善練習法を導き
、その後は明確となる陸トレ。
そしてその陸トレ動作をスケボーでや
り込むことで確実にモノにできる流れ
を作ります。
基本を作り上げることが上達への近道
…
ということで！！
まずは効き手の振りを意識したアー
ムアクションから練習してください
ませ。
では、今日はボトムターンの話しはこ
こで終了となりますが！！
今日の練習会は波が凄く良かったこと
から、前回の続きとなるグラビティの
感想をご紹介したいと思います。
【XERO GRAVIT】
■５’９×１８ 1/2×２ 5/16 25.5㍑
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■ストイックメンバー：Ｋさん
■身長：１７０㌢
■体重： ６６㌔
■波サイズ：腹～胸セット肩
■コンディション：４０点
今日は波が良いので、このグラビティ
を乗るのがとても楽しみでした。
その感想をお伝えします。
まずはテイクオフ↓↓
滑り出しのスピードが異常です。
厚い波でもほとんどボードが水平のま
ま立つことができます。
こんな事は今までにはなかったことで
す。
うねりから余裕を持って後ろ足軸で構
えることができるので、出だしのスピ
ードも大きく変わりました・・・
そして、今日一番驚いたことはボトム
へ降りたら波が崩れてしまったのです
が・・・
テイクオフからのスピードも重なって
、スープを抜ける速さも異常でした。
普段なら絶対に抜けられないスープで
も、ボードが浮いているかのようなス
ピードで簡単に抜けれたんです。
これは本当に嬉しいとしか言いようが
ありません。
スープにレールが引っかからないで浮
いたまま抜ける感覚です。
信じられません・・・
そして、さらにスープを抜けた後がも
っとびっくりしました。
フェイスが張ってくると異次元のスピ
ードで走ってくれます。
これがてんちょ～の言う、アップスン
で波の何処を走っているのか分からな
くなる感覚。
本当にそんな感じになります。
一番お伝えしたいことは、スピードが
速すぎて身体が付いていかないです。
リップへ上がるスピードも異常に速い
んです。
そして
波が厚いセクションでもいつもより１
テンポ速い回転となり・・・
慌ててリエントリーしたのに、板がス
ープへ勝手に上がる感じになります。
このスピードに身体が付いてきたら確
実にレベルアップする事が実感できた
んです。
MONSTAよりも1・3㍑浮力を上げたの
に軽くて動きが速いのが信じられませ
ん。。。
とにかく、このスピードに慣れてアグ
レッシブに技を仕掛けられるようにや
り込みます！！
Kさん、コメントありがとうございまし
た！！
映像を取っていても、いつも以上にス
ピードが速かったですね…
次回は飛べそうですね！！
頑張って上達していきましょう。
最優秀ボード選出
グラビティの最大のコンセプトは名前
のとうり「無重力」のスピードです。
ホバークラフトの原理と同じように空
気を溜めて浮上させる構造になってい
ます。
これが「リバースコンケイブ」
JSならではの斬新な技術です。
にわかに信じがたいとは思いますが、
本当に浮きます・・・
今年レベルアップを真剣に目指す方の
お勧めはグラビティです。
間違いありません・・・
