![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/i2d3bf736756987f3/version/1546334976/image.jpg)
リップが思ったよりも崩れてこない時での
ボードコントロールの仕方です。
まず、波を走っていて、崩れそうな
リップがでてきたらしっかりボトム
に降りてターンを仕掛けていきます
。
当てに行くリップの場所をしっかり
見定めて、一気にトップにあがりま
した。
自分のイメージではリップが崩れて
くる予測で板を合わせにいっている
ので「バシッ」と板が返るつもりに
なっています。
しかし、リップが思っているより崩
れてこなくて失敗・・・。このパタ
ーンよくありますよね??
この失敗してしまう原因はなんでし
ょうか。
おそらく、リップに押された板が返
るつもりの勝手な予測判断からくる
ものだとおもいます。
そこでこれを覚えると転ばなくなる
返し方を解説いたします。
ボードをお尻の下に引きつける!!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/i0afef4bd5988e4ec/version/1546335098/image.gif)
まず、上の連写で右手をじっくりみ
てください。板を返す瞬間は耳に付
いています。この状態を最初に作ら
ないといけません!!
そして次に前足の動きを見てみまし
ょう。おしりの下に引きつけていま
す。
そうすると、前足を使ってお尻の下
に板をずらす感覚だと思いますが、
実はまったく違います。
今度は軸足の動きに注目してくださ
い。テールを強く蹴っているのがわ
かりますでしょうか。
これは、トップにあがった瞬間に
前足のヒザを折りたたみながら板を
押さえこみ、そして後ろ足でテール
を蹴っていくという動きです。
この前足を折りたたむことが、
「引きつけ」といいます。
この引きつけができないと、テール
を蹴り込むことはぜったい不可能で
す。
この引きつけの動きはトップにあが
った瞬間に、どれだけ前足のヒザを
ムネに近づけるか!!
この意識がいちばん重要ポイントで
す。
この引きつけをしっかり練習して、
初めて、テールを蹴れるよになって
いきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s31b4809200cd0d0c/image/i49ce478ff157438a/version/1546335220/image.gif)
うえの連写は一見波に乗り上げてい
るかのように見えますが、前足の引
きつけを良く見てイメトレしてくだ
さい。
先ほど言った、トップにあがった瞬
間にヒザとムネがくっついている状
態です。これがヒザとムネを近づけ
るという意味です!!
このように「これくらいは自分でも
できている」と思う方でも、ヒザと
ムネがくっついているのかを、もう
一度確認してください!!
テールを蹴るのはその後です。
今日はリップが崩れてこない時の板
の返し方は
「ボードを引きつけてからテールを
蹴る」
この視点で書いてみましたので参考
にしてみてください!!