最高なカットバックとは?

台風が近ずいていますね!!

今年最後かな・・・

今日は寒い雨。

最近一段と寒くなりまして冬の訪

れを感じます・・・

 

 

 

雪でも降りそうですが。

 

 

 

気温が寒くなると体も硬くなって

いきますので、しっかりとスト

ッチはやってくださいね!!

 

 

 

 

太ももの裏がつりやいのは、筋肉

が硬直しやすいということです。

 

 

 

 

スーパーストイックシステムでは

練習時間も長いために、体のスト

レッチは日々の生活に取り入れい

ただきたいと思っております。

 

 

 

 

「足がつりました・・・」

 

 

 

 

ストレッチを毎日していれば、こ

のようなことは絶対に起こらない

はずです

 

 

 

 

 

 

毎日お風呂上りには、ストレッチ!

 

 

 

しっかりとやってくださいね。

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

今日は

カットバックについてお話して

みようかと思いますが・・・

 

 

 

 

だけど、カットバックのやり方で

はなく、

 

 

 

 

「この角度から見るとものすごく

カッコよく見える」

 

 

というマニアックなおはなしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今から20年以上前のこと。

 

 

 

 

 

バリへトリップに行った時のはな

しです。

 

 

 

 

初めてボートを貸し切って、離島

であるレンボーガンへ行きました。

 

 

 

 

 

そこにはライトマシンブレイクで

有名な「シップレッグ」というポ

イントがあります。

 

 

 

 

 

 

完全なるライトの波で、インサイ

には沈没船が沈んでいることか

この名前になったそうです。

 

 

 

 

 

今ではなくなってしまいましたが…

 

 

 

 

 

 

とにかく夢にまで見たマシンブレ

イクに乗る日が実現したんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

到着してみると、アドレナリンが

大量に吹き出しました。

 

 

マシンブレイクとはこのことか…

 

 

 

パーフェクトの波がキレイに崩れ

ていました。

 

 

 

 

 

 

私は急いで ボードをつかんで

ボートから飛び込んでピークまで

フルパドルで向かいました!!

 

 

 

 

そこには夢にまで見たド三角形の

波が沖からだんだんと押し寄せて

います。

 

 

 

 

 

興奮状態のまま 

さっそくその波に乗ってみると、

力強いフェイスがどこまでも続い

て、気が付けばインサイドまで1

00M以上は乗りつないでいけま

した。

 

 

 

 

 

 

本当に素晴らしい波です。。。

 

 

 

 

 

 

マシンブレイクとは同じ形で崩

れていくもの。

 

 

 

 

 

何度乗っても同じブレイク。

まるでウェーブプールの波に乗っ

ているようでした。

 

 

 

 

 

 

波に乗っている途中、必ず厚くな

るセクションがあり、人それぞれ

対処の仕方がまったく違っていき

す。

 

 

 

 

クルージングするように大きくタ

ーンをする人や、必死で乗り繋ご

うと板を慌てて返そうとする人。

 

 

 

 

その厚くなるセクションでは、

上手い人、そうでもない人。

 

 

 

 

すぐに見分けられてしまうポイン

トでもありました。

 

 

 

 

当時私はその厚くなったセク

ンで、しきりになんちゃってカッ

トバックをしながら、調子に乗っ

浮かれていました。

 

 

 

 

波が良すぎて自分がもの凄く上手

なったと錯覚してしまうもので

す。

 

 

たくさん波に乗って疲れたとこ

でボートに戻り、休憩を取りな

ら自分のライディングを思い出し

ながら余韻に浸たっていました。

 

 

 

 

こんなイメージです↓

そのボートからは波に乗っている

姿を目の前で見ることが出来ます。

 

 

 

例の波が厚くなるセクションをみ

なはどうやって攻めているのか

、じっくり観察できました。

 

 

 

中級者くらいの方ではヒザがあま

り曲がっておらず、勢いでターン

をしている感じに見えました

 

 

 

私は隣にいた友人に、

 

 

「今のオージーのカットバックと

自分のを比らべるとどう??」

 

 

 

 

「自分のほうがカッコイイでしょ

??」

 

 

 

 

「あんなへんな感じで回ってない

でしょ!!」

 

 

 

 

自信げにそう友人に聞いてみると

 

 

 

 

 

 

「あのオージーの方がスピードあ

るし、ヒザが曲がってるよ!」

 

 

 

 

 

 

私は

 

 

「えっ!!」

 

 

「うそでしょ!?」

 

 

友人はさらにとどめの一撃。

 

 

 

 

「あのオージーよりもっと棒立ち

で回ってるよ(笑)」

 

 

 

 

 

 

笑いながら私を見てそう言いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私の

頭の中ではトムカレンのような華

麗なカットバックをして回っていた

つもりだったので、現実を聞かされ

てあまりにもショックで泣きそうに

なりました。

 

 

 

 

 

 

友人は

「まぁ、そんなものよ(笑)」

 

 

「練習してもっと上手くなりなよ!」

 

 

 

 

 

私は心の中で、

 

 

「こいつを絶対分からせてやる!!」

 

 

 

 

 

強く誓った日でもありました。

 

 

 

そんな会話の途中

 

 

 

 

 

 

明らかに他の人とは違うスピードで

波を走り抜け、例の厚くなるセクシ

ョンで、フィン二本見せながらも

凄いスプレーを上げて回っているサ

ーファーが現れました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんな感じです↓

私は震えました・・・

 

 

 

カットバックって波の裏からフィン

が見えるんだっけ??

 

 

 

そのボードの動きは華麗に舞う魚の

ような動きで放物線を描きながら波

のボトムへと消えていったんです。

 


 

 

 

「これだ!! これをやりたい!」

 

 

そう思い、そのサーファーだけを

ずっと目で追いました。

 

 

 

なぜ、フィンが見えるんだ??

 

どうやっているのか??

 

 

海の中でもずっとそのサーファー

のそばでガン見し続けました。

 

 

 

そこで気が付いたことは、下から

上に仕掛けていくことで波のトッ

プをフィンでなめるように回ると

いうことでした。

 

 

大きな大きな気づきでした。

 

 

 

 

 

それからというもの日本に帰って

からひたすら練習していましたね

。。。

 

 

 

 

 

 

 

そんな思いから、今日の本題である

 

「最高なカットバック」を眺める角

度とは??

 

 

 

波の裏側左後ろ45度から見るカッ

トバックは、フィンが二本見えると

必ず心が震える角度となります(笑)

 

 

 

これは私個人の主観ですがみなさん

も上手いサーファーを見つけたらこ

の角度から見てみてください!!

 

 

感動すると思います。

 

 

 

 

そして、 

逆に乗り手目線で言いますと、左な

なめ奥に波待ちしているサーファー

がいたら、フィン二本見せながらカ

ットバックを仕掛けると、相手の心

を震わせることができます。

 

 

多分・・・

 

 

 

 

 


見る側になるか。

 

 

見せる側になるか。

 

 

 

どっちを選びますか。