板の踏み込みで重要なことは体軸です。
「体軸とは?」
パンピング動作3
パンピングの踏み込みは両足加重で踏
み込む!!
その為には、後ろ足軸前傾姿勢を練習
すること・・・
このような流れを書いていますが、こ
んなご質問を頂いたのでご紹介しまし
ょう!
:てんちょう!!
:スケボーで後ろ足軸で乗れているの
かの判断は、お尻が出ない事ですよね
?
:実際に自分の映像を見て正解姿勢が
いまいち分からないので、その判断基
準って何かありますでしょうか??
このような質問をいただきました。
実際にその姿ができているのかの判断
が分からないということですね??
そうですか…
では、なぜ分からないのか???
今日はこのあたりをドン深掘りでご紹
介しましょうか…
ではさっそく
まず、下の写真を見てみましょう↓↓
お尻が出ない後ろ足軸前傾姿勢とは?
身体のセンターに中心を取り、スタン
ス幅でくるぶしから上に線を引いた中
に身体がすっぽり収めることです↑
そして、ヒザを深く曲げても!!
くるぶし軸から縦線の中で上下に動き
ます。
重心を低くしてもこの縦ラインの中で
行うことでお尻は線から出ることはあ
りません!!
上の写真は黒線の幅が大きくて、すっ
ぽり身体が収まっていなのでNG姿勢で
す↑
最低限の横幅と縦幅の中で身体を動か
すことが、無駄の無い動作となります
。
この姿勢を取ることを
「後ろ足軸前傾姿勢」と呼んでいます
が・・・
そもそも、なぜ、この感覚が分からな
いのか??
ここを深堀しましょう・・・
できない理由を俯瞰すると、
そもそも
「体軸」が作れていません…
「体軸」とは…
身体のセンターに置く軸となります↑↑
普段の姿勢が曲がっていては、本来の
真っすぐの姿勢を体感できないという
ことに繋がります。
「骨盤を立たせる」感覚が分からない
という人も、普段の姿勢が曲がった状
態で生活をしています。
そして、次に!!
さらに
真っすぐの軸を感じ取る感覚というも
のがあります。
この感覚を
「正中感覚」と言います。
波に乗る時に「右側神経回路」を意識
しろ!
って、言う話し覚えています??
そもそも、「正中感覚」は神経で感じ
取るものです…
この感覚が弱いんです…
つまり、お尻が出っ張る原因を突き詰
めていくと、身体を真っすぐにした感
覚が弱いということに辿りつきます。
では、テストしましょうか!!!
今、すぐにやってください。。。
目を閉じて、スタンスの前足を90度
に上げて軸足で立ってください。
両手は腰↓↓
上の写真を真似てください↑
何秒持ちこたえられましたか???
え’’っーーーーーー
まさか
10秒もたたないうちにグラついて足が
付きました???
70代ですか??
平均秒数は上の写真に書きましたが、
40代の方は1分近くできないとNGで
すよ…
最低基準はできるようにならないと、あ
なたの脳は老化して「正中感覚」が衰え
ています…
そのようでは「自分の身体の中心」ライ
ンが、どこにあるのか分からないという
ことなので、上達は今以上望めませんよ
!
さあ、どうします???
まず、最低基準ができるまで毎日行っ
てください・・・
そして、次に!!!
ここで脳を活性化させるには、結局は
フィジカルで筋力を上げないとNGとい
うことです。
心と身体は繋がっています・・・
「正中感覚」と「体軸」を作るには、
筋肉の力も必要な領域となります。
上の写真を真似しろとは言いません(笑)
しかし、先ほどの片足上げで平均秒数
に達しない方は最低限のフィジカルを
やらないことには、一生、後ろ足軸前
傾姿勢で波に乗れることはできません
。
そう、思ってください・・・
では、
ここからが、本気の領域となります。
この「正中感覚」と「体軸」を鍛える
トレーニングメニューは様々あります
が、簡単な方法をご紹介します↓↓
これぐらいはできますよね↑↑
最低でもこのフィジカルは日課にし
てやり込んでください。。。
脳を活性化すると若がえりますよ!
では、ここからは
エースからの報告です↓
【FLAM FISH】
■5’4×20 1/2✖2 3/8 30㍑
--------------------------------
家族で余暇を楽しみながらプロモーシ
ョンでバリとメンタワイで過ごしてい
るそうです‥‥
「波は最高だよ!!」
そんな報告です…
羨ましいですね…
では、パンピンング内容から深堀りし
てきましたが、両足加重で踏み込めな
い原因は「正中感覚」が衰えていると
いう話し・・・・
しかし!!!
この正中感覚はライディングすべてに
通じるものです。
この視点でお伝えしましょう。
まず、テイクオフのパドルはボードと
身体を水平にすることが重要ですが、
そもそも、この水平の感覚が分からな
いという人が非常に多いんです・・・
本来は
ボードに根そべっても「正中感覚」が
研ぎ澄まされていれば、身体の水平を
感じ取れるものです。
もし、水平を感じ取れないのであれば
!!!
さっきのフィジカルをやり込んでくだ
さい。。。
その水平感覚が連動するからこそ!!!
テールが押され波の前に出たら、右手
で押し込み、足を付く時もボードの水
平を維持できる感覚になります。
「テールが押される感覚」が分からな
い・・・
ここも「正中感覚」が弱いんですね…
そして、そのまま、足を付いて構える
ことも身体の中心ラインを意識して構
えます。
最低限の横幅で足を置けるようになり
ます・・・
これぞ、無駄の無い動き!!!
この一連動作は
すべて正中感覚を研ぎ澄ませれば理解
できるようになるはずです・・・
では、次にカービング動作を見てみま
しょうか↓↓
白線は身体の中心のラインです。
この中心ラインを感覚的に理解できれ
ば!!
どんなに角度が付いた体勢でも、真っ
すぐの軸で動かせるように変わります
↑↑
軸足ジャンプから重力に負けない姿勢
でひねる動作の根源も、まっずぐのラ
インを感じ取れる感覚が必要です↑↑
写真の体軸を見るとこの意味もだんだ
ん理解してくるはずです…
身体をひねっているのに、軸がまった
くブレていませんよね↑↑
では、今日の内容をまとめますと…
お尻が出てしまっては軸足前傾姿勢に
はなりません・・・
股関節を鍛えても、なかなか上手くで
きない・・・
そんな方にお伝えします!!
目を閉じて方足上げて、平均数字を上
回れるように毎日練習してください。
そして、体軸を作るフィジカルも同時
にやり込むこと!!!
もちろん柔軟はあたりまえ!!!
そうすれば、 「水平テイクオフ」の感
覚も作れるようになりますし・・・
「軸足前傾姿勢」で構えられるように
も変わるはずです・・・
無論、パンピングの踏み込みも両足加
重で踏めるようにもなります!!
ダイエットは明日から!!
では、なく・・・
今日から、やってください・・・
今日、エースが使用していたモデルは
JS小波最強モデルのFLAM FISHとなり
ます↑↑
フラットデッキなので直進性が優れ、
テイクのスピードはハンパないです・・・
湘南のヒザ~モモの時には、十分やれ
ますので、セカンドボードとして1本
欲しいところです。
ボトム面のファイヤーカラーもかなり
カッコイイのが特徴。
余裕を作れば、意識練習できますね。