
速い波を抜けるテイクは最初が肝心!!
バックサイドテイクオフ編2
八月も終わり九月に突入…
夏が終わっちゃいますね…
とは言え、気温はまだまだ暑いので海
水浴エリアも解除されますし、これか
らが本番ですよ!!
ガンガン練習していきましょう…
今日は前回のブログの続きとなる!!
速い波では、ボードの角度を最低でも
斜め45度に向けたパドルをしても、
板がブレずに初速を掛けれるのか??
このお話しとなります…
意外にも、波が来て急にボードを斜め
に向けてパドルをするとブレる人を多
々見かけます…
そして、そのまま慌ててパドルをして
テイクオフすると刺さりそうになり止
めてしまう…
そんな経験ありますよね??
上手くいかない原因は何処にあるのでし
ょうか…
いいですか!!
何度も言いますが!!
そもそもパドルの重心が後ろ側に傾い
ているとノーズは上がった状態となり
足を閉じるとブレてしまう為に足を開
き、胸の力だけで漕ぐ姿勢が失敗する
最大の原因です…
ここに気が付いて修正を掛けないこと
には!!
結局、厚いうねりでも同じ現象となり
、うねりから素早く立って踏み込む初
速を上げる技術は習得不可能となりま
す。。。
普通に波に乗れてしまう人ほど、この
部分を修正しようとは思わないのが現
実です…
だから!!
今以上の上達はできないんですよ…
このように、いつもお伝えしています
が…
厳しいですかね??
しかし!!
上手くなりたいのであれば!!!!
そのノーズの上がりを沈めるパドルは
後ろ側重心なので、身体のセンターに
移行させる寝そべり方を意識練習する
以外の選択の余地はありません…
毎度、お伝えしている身体の中心をセ
ンターで取るとお腹になりますね??
これを「へそ重心パドル」とお伝えし
ています…
もう、この話しは伝え飽きたんですが
いまだに熱い要望がある為に今日もそ
のお話しを少ししてみます…
まず、お腹を膨らますように腹圧を掛け
てへそを板に押し付けてください↑↑
お腹全体でボードを押せますね??
次に、骨盤と太ももとヒザの支点でお
腹と同時にボードを押してください…
そうすると、骨盤が浮いてしまいます
ね??
問題はここですよ!!
浮かない為にはどうするのかを考える
ことです…
この部分が浮いてしまうので、足が開
き胸でボードを強く押さえてしまうか
らこそ!!
板の水平が崩れてブレてしまいノーズ
が刺さりそうになるから、重心を後ろ
側に移行させてしまう「負の連鎖」を
作り出すんです…
そのノーズの上がったパドルでは!!
斜め45度に向けたパドルもできませ
ん…
従って!!
どのような力を使えば、骨盤が浮かな
いようになるのか??
ボードと身体を水平にした時の力の使
い方など、サーフィン陸トレ教室でレ
クチャーしますので練習に来てくださ
い…
このへそ重心パドルで下半身でテール
側を押さえられるようになると、身体
の向きを斜めにしようが、真横に向け
ようがボードは水平の状態で安定しま
す…
速い波でもスピードに乗ったパドルか
ら立てるようになり!!
余裕で抜けられるように変わります…
そして!!
次に、重要なことは!!
出だしのパドルでボードを斜めにした
ら、そのままの角度で立つことがレー
ルを入れられる本質です…
その為には!!
ボードの角度を保ったまま立つ左手の
コントロール技術があってこそ↓↓
レールを入れながら立つ事ができます…
写真のメンバーKさんは55歳からフ
ァンボードを始めて、4年程度でショ
ート未経験のまま59歳でスーパー
ストイックシステムに入会…
それから1年程度でテイクオフから横
へ行くアベレージが大幅にあがった還
暦ショートボーダーです…

「最初はバックサイドはまったく乗れ
なかったので、今では嬉しくて楽しく
て仕方がない状態ですよーーー」
「死ぬまでには飛びます 笑」
そう、熱い思いを語ってくれました…
ワタシの今までの経験で、55歳でサ
ーフィンを始め、59でショートに転
向。
そして今ではリップも決めるようなレ
ベルになった人を見たことがありませ
ん…
ワタシ自身も大変な刺激になることか
ら本当に嬉しくおもいます…
これからも、もっともっと上達してい
きましょう!!
ということで!!
「へそ重心パドル」を作るのと極める
のはまた、別の話しです…
まずは、作ることから練習してくださ
い…
そこからがショートボードの道のりで
す…
では、このまま今日の練習会模様をお
伝えしましょう!!

今日の天候は晴れ!!
風はゆるいオンショア…
波のサイズは腹前後…

押しが若干、弱かったですが…
切れた波はたくさん来たので練習には
十分なコンディション…
今日のメンバーはワタシ入れて7名で
のセッション…
そのメンバーの年齢を足して7で割る
と…
なんと…
46.8歳…
ワォーっ、てなりますよね…
しかし、ショートに命を懸けた人のみ
で構成されているのがスーパーストイ
ックシステム…
いくつになってもショートオンリーで
がんばります!!
小さい波でもパファーマンスボードで
たくさんテイクオフしてバチバチ当て
ていましたね…
今日も大変質の良い練習ができました…
できなかった課題をまた明日できるよ
うに、少しづつ形にしていきましょう!
継続は力なり…
それでは
本日は大変お疲れさまでした…
今日のKさんの使用ボードはフュージョ
ン・カーボチューン…
たくさん波に乗れるのはこのボードの
おかげもあります…
「テイク速いし軽すぎるくらいの感覚
で乗れ、取り回しの反応が最高!!」
そう、おっしゃっていました…
しかし!!
カーボンのデメリットは熱に弱いので
熱い日差しはワックスがすぐに溶けて
しまいます…
ワタシ自身、夏は日中は使わず朝か夕
方に乗っています…
このへんも参考にしてください…
サーフレボリューション復活!!
そもそもですよ!!
へそ重心パドルをしてボードの少し前
に乗っていないと上の手の付き方はで
きないんです↑↑
ここができないのに、腰の回転を入れ
た足の置き方も繋がらないことを理解
して欲しいところです…
物理的、人体工学的な視点で練習して
いきますので、本当の基礎とは何かを
知りたい人はお越しください…
只今、WEBサイト製作中です…
お楽しみに!!